- 作者: 結城稜
- 出版社/メーカー: 東京三世社
- 発売日: 2002/12
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どんでん返しが面白いレズビアンエロ漫画(ただしやたらと痛そう)
レズビアン物の18禁エロ漫画。「Side:A」「Side:B」の上下2巻で完結です。よく考えられた構成で、クライマックスには目のさめるようなどんでん返しがあります。基本的にやたらと痛そうな陵辱調教物である点や、途中で男が登場する点などはかなり百合好き&レヅ好きの間で評価が分かれるところでしょうが、あのどんでん返しはやっぱり見て欲しいと思います。ただの野郎介入漫画じゃないのよ! いくら男が登場したって、あれなら帳消しよ!
どんでん返しについて
この『シーラ日記』は大きく分けて3つのパートから構成されています。
- 魔女シーラが処女綾華を調教してから飽きて捨てる
- 綾華が男とくっつく一方、シーラが綾華の同級生博美を操る
- どんでん返しの末、結末へ
正直言って、2で綾華が男性キャラにのめりこんでセックスしまくる時点で、頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだったんですよ。「レヅエロ漫画でこの展開って、いったい何がしたいんだろう」とか、「読者に迎合して男女セックスに走ったにしては、博美のエピソード(シーラ×博美、博美×綾華)もてんこもりだしなー」とか、思ってました。が、どんでん返しで一挙に謎が解けました。そうだったのかー! オチでもちゃんと女女カップルが成立していて、いろいろと納得いたしました。エロ漫画ってもっと場当たり的な構成のものが多いかと思っていたのに、これは実に緻密に計算されていると思います。
陵辱調教要素について
第1話でいきなり乳首ピアスとフィストファック(女同士)という過激さです(やられるのは綾華じゃありませんが)。ちなみに乳首ピアスへのこだわりは全編を通して随所に見られ、しまいにはラビアピアスも出てきます。あと、シーラ様ってば手下に買いに行かせたお道具に「大きなものばかりじゃない 相手は一応処女なのよーっ」と文句をつけるわりに、結局選んだのがアレというのはむちゃくちゃです。処女だと充分痛いよあれでも! ひー!
……というわけで、かなり痛そうな描写が多い漫画でございました。その他、放尿だのバイブだの強制自慰だのもフツーに出てくるのですが、綾華が貧乳ぎみのかわいらしい身体をしているだけに余計に痛々しくてエロかったです。
まとめ
一行で説明すると、「魔女シーラがひんぬーの清楚な少女を陵辱調教するレヅエロ漫画(大どんでん返しつき)」だと思います。痛そうなシーンや男の存在が苦手な方は回避推奨ですが、そうでないのならあのクライマックスは一見の価値あり。