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昨夜は夜中の3時まで頑張り、今日も一生懸命進めて、なんとか16/56個のエンディングを見ました。が、だんだん嫌になってきました。
以下、愚痴です。具体的にどのキャラが何をどうするというネタバレ内容はありませんが、「プレイ前に余分な先入観を持ちたくない」とお思いの方は読まない方が吉。
- ノーマルエンドとバッドエンドに芸がなさすぎる。『アカイイト』だと「赤い維斗」とか「鬼切りの鬼」とか、トゥルーエンドじゃなくても非常に印象深いエンディングがたくさんあったと思うんですよ。ところが『アオイシロ』は、(今までに見た範囲では)トゥルーエンド以外はほとんど皆、誰かを唐突に殺して終わるだけ。その唐突さときたら、大昔に流行ったサイコロ転がして遊ぶゲームブックの「宝箱を開けた。宝箱はトラップだった! あなたは死にました」レベル。つまらん。つーまーらーん!
- ルート分岐がわかりにくい。トゥルーエンド見た後でもアホみたいにしつこく選択肢総当たりしないと別ルートの封印が解けないってどうよ。あたしは物語が読みたいんであって、こんな「作業」に明け暮れたいわけじゃない。
- スキップの仕様がおかしい。同じようなシーンばっかり何度も何度も何度も読まされるのは苦痛。
- 主人公の魅力が薄い。ギャルギャルしくない落ち着いた硬派娘、って設定は新しいんだけど、演出に失敗した模様。口調と地味めのキャラデザだけでなく、行動でキャラの魅力や性格を打ち出してほしかったです。
- 今んとこ『アカイイト』ほど女のコ同士の絆が感じられない。いくら吸血シーンで密着させても、そこに強い想いがなければただの献血にしか見えません。
残りどうしよう、これ。もはやあたしの興味は百合がどうしたストーリーがどうしたとか言うより、「あのキャラを見て落語の『青菜』を連想したのは当たっているんだろうか」というところにしかないんですけど。それでもレビューのために頑張って進めるしかないのかしら。トホホ。