Soccer Balls Net 7-22-09 1 / stevendepolo
両性愛者であることをカミングアウトしているドイツの女子サッカー選手ナディネ・アンゲラー(
Nadine Angerer)が、FIFA女子年間最優秀選手賞に選ばれました。
詳細は以下。
アンゲラー選手は1978年生まれの35歳で、ポジションはゴールキーパー。ドイツ女子サッカー代表のキャプテンとして、チームをUEFA欧州女子選手権6連勝に導いています。元記事によると、彼女はノルウェー戦でペナルティーキックを2度セーブして以来「世界一のゴールキーパー」と呼ばれているとのこと。さっそくそのセーブの映像を探してみましたよ。確かにこれはすごい!
En İyi Kadın Futbolcu Nadine Angerer - YouTube
黄色っぽい黄緑のジャージを着ているGKがアンゲラー選手。ペナルティーキックの場面は、1:10と3:25あたりをごらんください。本当に世界一ですわこの人。ノルウェーはさぞかし悔しかっただろうなあ。
アンゲラー選手が両性愛者だと公言したのは2010年のこと。以下、The Localより引用。
「わたしはこのことについてはとてもオープンなんです。世の中には素敵な男性と素敵な女性がいると思っていますから」
"I am very open about this, because I am of the opinion there are nice guys and nice women,"
わたしにとっては新しいことでもなんでもなくて、だからこのことは完全にリラックスした態度で扱うことができます」
"This is nothing new for me, so I can deal with the issue in a totally relaxed manner."
かっこいいねえ。女子サッカーはただでさえLB選手が多くて見るのが楽しいのですが、これからはアンゲラー選手のスーパーセーブにも注目していきたいと思います。なお、アンゲラー選手、2014年の新シーズンは米国のポートランド・ソーンズ(Portland Thorns)でプレイするそうですよ。日本でも放映やらないかなあ?