任天堂が北米で発売予定のゲーム『トモダチコレクション』で同性婚できない設定を批判され、「続篇はより包括的なものにする」と発表したことを受け、エレン・デジェネレスがさっそく『エレンの部屋』に任天堂の有名人ふたりを招き、話を聞いています。
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Mario and Luigi's Big Announcement - YouTube
サムネでばれちゃっているわけですが、要するに「マリオとルイージが実はゲイカップルだった」というギャグですね。マリオの人はゲームそのままに「イッツミー、マーリオー!」しか言ってないわけですが、ルイージによると「ぼくらは兄弟じゃないんです、恋人なんです」とのこと。これまで兄弟だと誤解されていたのは「クレイジーなアクセントのせい」。わはははは。
なお、ここで「キャラを勝手にゲイにするな!」と怒り出すのは早計というもの。確率から言って任天堂のゲームの中にゲイがひとりも存在しないことの方が変だし、それがマリオやルイージであっても全然おかしくないんですから。
ちなみに人口の何パーセントがゲイなのかという問いの答えは、「ゲイ」の定義によって変わります。「自分は同性愛者または両性愛者であると認識している人」と定義するなら、20人にひとりは「ゲイ」です。「同性に魅力を感じる、または同性間の行為の経験がある人」と定義するなら、10人にひとりは「ゲイ」。このような現実の中にあって、人間が全部異性愛者だと思い込んでいたとおぼしき任天堂の無邪気さ・鈍感さをエレンは茶化しているんだと、あたしは思います。