石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

英大学ボート部、全裸でホモフォビアと戦う

Warwick Rowing Men's Calendar 2014 (Yearly Calendar)

英国ウォーウィック大学のボート部が、2009年以来恒例となっているヌードカレンダー「Naked Rowers calendar」を今年も製作。利益の一部を、スポーツを通じてホモフォビアと戦う運動「Sport Allies」に提供するそうです。

詳細は以下。

British Rowing Team Blesses The World Again By Stripping Down To Fight Homophobia

まずはカレンダーの写真をお楽しみください。

動画はこちら。

Warwick Rowers 2015 Crowdfunder from Sport Media Productions on Vimeo.

このカレンダーはもともと、ボート部の資金集めのために作り始めたもの。公式WebサイトのFAQによれば、ボートというのはとても費用がかかるスポーツで、しかも同大学のボート部は創設されて日が浅いため卒業生からの寄付も少なく、ぼろぼろのフネの補修費用さえ払えなかったんだそうです。それで2009年、初めてカレンダーを製作販売したところ、世界中のLGBTコミュニティから支援のメッセージが寄せられたんだって。そこからインスパイアされて、ホモフォビアと戦うプログラム「Sport Allies」が作られたんだそうです。

なおオフィシャルショップではカレンダー以外にもさまざまなグッズが売られているのですが、どの商品についても利益の最低10パーセントが「Sport Allies」に寄付されるんだそうです。

映画『カレンダー・ガールズ』の元となった実話では、白血病の研究に対する寄付のためにヨークシャーの婦人会が一肌脱いでましたっけ。コヴェントリーの男子大学生も負けてませんね! 体もかっこいいけど、やってることもかっこいいわ、このお兄さんたち。