石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

レイチェル・マクアダムズ、レズビアン映画『Disobedience(原題)』に出演交渉中

Disobedience: A Novel (English Edition)

カナダの女優レイチェル・マクアダムズ(Rachel McAdams)が、英作家ナオミ・オーダーマン(Naomi Alderman)の小説Disobedienceの映画化にあたり、主演のレイチェル・ワイズ(Rachel Weisz)の元恋人役を演じる交渉中だそうです。

詳細は以下。

Rachel McAdams, Rachel Weisz to Co-Star in ‘Disobedience’ (EXCLUSIVE) | Variety

この小説、全然知らなかったので今 Amazon.comに飛んでパブリッシャーズ・ウィークリーの評を読んできました。それによると、本書の主人公は英国の正統派ユダヤ教聖職者の家に育った32歳の女性、Ronit。ニューヨークで自由を満喫していた彼女は、疎遠だった父の死をきっかけに故郷に戻り、自分の過去と対峙することになります。その過去の中にはRonitが昔つきあっていた女性、Estiも含まれていて、レイチェル・マクアダムズはこのEsti役で出演交渉中ということみたいです。

Varietyによればこの映画の監督はセバスティアン・レイロ、脚本はレイロとレベッカ・レンキーウィックツの共同執筆で、レイチェル・ワイズとエド・ギニーがプロデュースを担当する模様。公開予定は2017年だそうです。

この映画が日本で公開されるかどうかは謎ですが(公開されても謎の文芸エロ路線みたいな売られ方をしそうな気がして怖い)、原作がおもしろそうなのでまずは小説の方を読んでみようと思います。ちなみに本書は自分自身が正統派ユダヤ教の家で育ったナオミ・オーダーマンのデビュー作で、2006年のオレンジ賞(Orange Award for New Writers)を受賞しているんだそうです。

Disobedience: A Novel (English Edition)

Disobedience: A Novel (English Edition)