- ジリアン・アンダーソンがついにあの動画を発見
- ドラマ『ブラックライトニング』のレズビアンキャラの描写がすごくいいらしいよ
- エレン・デジェネレスが60歳に。豪華メンバーがお祝いの合唱
- グァダニーノ監督、映画『君の名前で僕を呼んで』続編の構想を語る
- バー所有者のレイシスト発言でドラァグクィーン集団辞職
- レズビアン差別で市を訴えた元消防士、二審も勝訴
ジリアン・アンダーソンがついにあの動画を発見
The end of this story is we got to work together & she’s the coolest, loveliest chick ever. The crush is reciprocated! @latelateshow #KateMcKinnon pic.twitter.com/9TLAU5GJfR
— Gillian Anderson (@GillianA) 2018年1月10日
米トーク番組『ザ・レイト・レイト・ショー with ジェイムズ・コーデン』で、『X-ファイル』のジリアン・アンダーソン(Gillian Anderson)が、映画で共演することになったケイト・マッキノン(Kate McKinnon)とはどんな人だろうとGoogle検索した結果、あの動画を見つけてしまったと語っています。
「あの動画」っていうのは、ケイトがカメラに向かってジリアンへの愛を熱く語っているこちらの動画ね。ははは。
お風呂に入りながらスマホで検索してうっかりこれを見てしまったジリアンの感想(大意):「わたしお風呂の中で座ってたのよ! 彼女に話しかけられているみたいで恥ずかしかった、すごく親密な感じで、まるでスカイプで話してるみたいで。わたしへの愛を告白するケイト・マッキノンとスカイプした翌日、彼女と仕事だったのよ!」。
結局ジリアンはケイトに動画を見たとは言わなかったのだそうです。でも、その後Twitterでこう書いているところを見ると、まずはめでたしめでたしだと言っていいのでは。
結局わたしたちは一緒に仕事に取り掛かり、彼女は最高にクールでラブリーな子でした。片想いは今や両想いに。
The end of this story is we got to work together & she’s the coolest, loveliest chick ever. The crush is reciprocated!
ドラマ『ブラックライトニング』のレズビアンキャラの描写がすごくいいらしいよ
Will Black Lightning Focus on Anissa's Sexuality? | POPSUGAR Entertainment
日本のNetflixでも毎週火曜に1話ずつ配信しているスーパーヒーロードラマ『ブラックライトニング』にレズビアンキャラがいるんですが、そのキャラに関してエグゼクティブプロデューサーのSalim Akilがおもしろいことを言っています。同番組ではこのキャラのセクシュアリティに関する「特別なエピソード」を作る予定はなく、ただ単に彼女の生活("life"、『人生』とも訳せます)を描いていく予定なのだそうです。第2話のオープニングのような、黒人女性がガールフレンドと一緒にいて、セクシュアリティの話以外の話をしているというシーンの方が、(大仰なカミングアウトエピソードなどをやるより)深みがあると思うというのが彼の意見。
で、この第2話の該当シーンがAutostraddleで大好評みたいなんですよ。これは見なければ。なお日本での配信は米国よりちょっと遅くて、第2話はおそらく2018年1月30日から見られるようになると思います。公式トレイラーはこちらです。
エレン・デジェネレスが60歳に。豪華メンバーがお祝いの合唱
2018年1月26日、エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)の60回目の誕生日を祝うため、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)らがスーパーボウルのリハーサル会場からライブで"Happy Birthday To You"を歌いました。
映像はこちら。
I can’t imagine a better birthday gift than @JTimberlake singing #HappyBirthdayEllen pic.twitter.com/mWJ5ubzwIX
— Ellen DeGeneres (@TheEllenShow) 2018年1月26日
おめでとう、エレン!
グァダニーノ監督、映画『君の名前で僕を呼んで』続編の構想を語る
'Call Me by Your Name' Director Reveals Details of the Planned Sequel | Hollywood Reporter
アカデミー賞にノミネートされた映画『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)監督が、同映画の続編の構想を語っています。なんでも原作の最後の40ページで書かれている、オリヴァーとエリオのその後の20年(映画『君の名前で(略)』では扱わなかった部分)を取り上げ、HIVの問題に取り組むことになるかもしれないとのこと。ちなみに原作はAIDS大流行のさなかの1987年の話であるのに対し、映画『君の名前で僕を呼んで』の設定年代は、まだHIVが発見されたばかりの1983年にずらしてあるんだそうです。グァダニーノ監督はエリオは長じて映画ファンになると考えており、彼が映画館でポール・ヴェキアリの『Encore / Once more』(同性愛とAIDSの要素がある、1988年の仏映画)を見ているところを続編のファーストシーンにしてもいいかもしれないと話したとのこと。
とりあえず第1作を見てみないと何とも言えないかなあ。できたら原作も読んでみようと思ってますけど。
バー所有者のレイシスト発言でドラァグクィーン集団辞職
30 Drag Queens Quit Atlanta Bar After Owner's Racist Comments Surface | NewNowNext
ドラァグショウで人気だった米アトランタのゲイバー、 Burkhart'sで、30人のドラァグクィーンが集団辞職したというニュース。オーナーのパーカー・マーシュ(Parker Marsh)氏がFacebookでバラク・オバマを「馬鹿なク〇ンボ」と評したり、南北戦争で南部連合が勝っていれば米国はもっと幸せだったろうなどと書き込んだりしていたことが明らかになったため、「こんなところで働いても見込みなし」(ドラァグクイーンのShavonna Brooksさん談)ということで、ドラァグクイーンたちがごっそり辞めてしまったんだそうです。皆さんこれまでにもマーシュ氏のレイシストな態度に苦労させられていたとのことで、今回の件がラクダの背中の最後の藁一本だった模様。
レズビアン差別で市を訴えた元消防士、二審も勝訴
Appeals panel upholds gender-bias ruling against Providence, firefighters union
レズビアンであることが原因で職場でいやがらせや差別を受けたとして市を訴えていた米国ロードアイランドの元消防士、ローリー・フランチーナ(Lori Franchina)さんが、控訴審でも勝訴しました。訴えによると、フランチェスカさんは他の消防署職員らから唾を吐きかけられたり、押しのけられたり、レズビアンを指す蔑称で呼ばれたりしたほか、自殺者の血液や脳みそを投げつけられたこともあったとのこと。フランチーナさんはこれらの虐待が原因でPTSDを発症し、消防署を退職しています。控訴裁判所はフランチーナさんの受けた虐待は「まったく忌まわしい」もので、雇用主が露骨な差別に見て見ぬふりをすることは問題だとして一審の判断を支持し、市に対し和解金80万6千ドルを支払うよう言い渡したそうです。
LGBTQ Nationによると消防隊員らはフランチーナさんの指示だからという理由で患者に酸素マスクをつけることを拒否したり、自動車事故の被害者を運ぶレスキュー車の運転を拒んだりもしていたとのこと。後者の事故被害者さんは、その後亡くなられたそうです。市の責任が問われて当然だわ。