石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

シャーリーズ・セロンが新作『Atomic Blonde』で戦いまくるわ女性とキス(以上のことも?)するわでもう大変(追記あり)

Blue Monday (From

『ジョン・ウィック』のデヴィッド・リーチが監督する新作映画、『Atomic Blonde(原題)』のトレイラーが公開されました。見どころはシャーリーズ・セロンの激しいアクションと、女性相手のホットなキスシーン(たぶん、キス以上のこともしてる)。

詳細は以下

Atomic Blonde: Charlize Theron first look

トレイラーはこちら。

エンターテインメント・ウィークリーによると、この作品の舞台は1989年のベルリン。シャーリーズ・セロンの役はMI6のスパイで、英国のエージェントが殺された事件の調査と重要書類の回収のためベルリンに送りこまれるという設定なのだそうです。シャーリーズ・セロンは原作グラフィックノベル"The Coldest City"の映画化権を5年前にプロデューサーのベス・コウノと共同購入しており、撮影のために3か月間にわたって1日4~5時間格闘技の訓練を受けたとのこと。トレーニングはかなり厳しかったらしく、あまりに強く歯を食いしばりすぎたため奥歯2本にひびが入って、撮影前に手術を受けなければならないほどだったそうです。

なお、女性との絡みのシーンについてはエンターテインメント・ウィークリーにもYoutubeの説明文にも特に言及が見当たらず、原作グラフィックノベルをAmazonの「なか見! 検索」機能で見てみた範囲でも、該当シーンを見つけることはできませんでした。だからどういう文脈で出てくる場面なのかはまだよくわからないのですが、とりあえずジェームズ・ボンドみたいなミソジニスト路線や、Autstraddleで心配されている「不誠実なバイセクシュアル」パターンに陥っていないことを祈ります。なお、IMDbでは米国での封切り日は2017年7月28日とされていて、現時点では日本での公開予定に関する記述はないようです。どっか配給してよ、お願い。

The Coldest City

The Coldest City

追記(2017年11月2日)

無事日本でも封切られたので鑑賞し、以下に感想を書きました。

壮絶・痛快・スタイリッシュ。女同士のセックスもいいよ―映画『アトミック・ブロンド』感想(ネタバレ) - 石壁に百合の花咲く