石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

CWがレズビアンの『バットウーマン』ドラマ制作へ。主演女優もレズビアン起用

Batwoman Vol. 1: Hydrology (The New 52)

米TV局CWが、2018年のクロスオーバー回にレズビアンのバットウーマンを登場させるのみならず、2019年に単独の『バットウーマン』ドラマを始めることを検討しているそうです。バットウーマン役にはレズビアンの女優を起用する予定だとのこと。

詳細は以下。

Batwoman TV Series In Works At the CW With Lesbian Superhero Lead | Deadline

レズビアンのバットウーマン/ケイト・ケインは、DCコミックに2006年から登場しています。2019年に予定通りドラマシリーズの『バットウーマン』が実現すれば、彼女は実写のスーパーヒーロー番組で初のオープンリー・ゲイな主役ということになるんだそうです(アニメのスーパーヒーローものであれば、ラッセル・トーヴィー/Russell Toveyが主役の声を演じたFreedom Fighters: The Rayの方が先です)。

『バットウーマン』のエグゼクティブ・プロデューサーは『アロー』、『スーパーガール』、『フラッシュ』のグレッグ・バーランティ(Greg Berlanti)と、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のキャロライン・ドリーズ(Caroline Dries)。ふたりとも、同性愛者であることを公表しているクリエイターです。なおTVLineによると、CWは現在バットウーマン役として、エスニシティ不問で、レズビアンであることを公表していて25歳から29歳の役が演じられる女優を探しているところなんだそうです。

同性愛者の制作者が同性愛者の役者を使ってケイト・ケインの物語を描くだなんて、夢のよう。サンバースは別れるわモン=エルはうざいわですっかり『スーパーガール』から遠ざかっている(DL購入だけして、見てないのよ……)今、ようやくまたCWドラマを見るべき理由ができた気がします。これはちょっとチェックしなければ。