石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

『落花流水(2)』(真田一輝、芳文社)感想

落花流水 (2) (まんがタイムKRコミックス)

落花流水 (2) (まんがタイムKRコミックス)

1巻と変わらぬ面白さ

1巻と変わらぬ面白さでした。秋穂は相変わらず水夏に対して欲望込みの愛を燃え上がらせていて、元気に狼化したり(やっぱり犬じゃなくて狼でした)悶々として鼻血噴いたりしてますし、春河のテンション高いボケも健在で楽しいです。

秋穂の恋に進展が?

唯一1巻と違うと思ったのは、水夏の側にもところどころにちらりと秋穂への好き感情がうかがえること。これは本当に「ちらりと」であって、友愛の範疇を出ていない描写ともとれるのですが、それでも秋穂の一方的な片思い状態だった1巻に比べると1ミリぐらいは状況が変化しているように思えて、ドキドキしてしまいました。がんばれ秋穂。このまま時速50kmで突っ走れ(春河いわく『オオカミは時速50kmぐらいで走れるらしいですし』)。

サービスカットの数々

あと、サービスカットとしては、このへんに注目。

  • 表紙帯の下がなんだかえらいことに(エロいことに)なってます。
  • 女のコ同士のちゅーも出てきます。
  • 「秋穂のココ……めっちゃ甘い匂いがする……」みたいな傍から見たらやたらヤバいシーンもてんこもり。

このあたりは見逃せませんなやっぱり!

まとめ

1巻がすごく面白かったので、「2巻になってトーンダウンしてたらどうしよう」と思っていたのですが、その心配は杞憂でした。3巻も楽しみです。