YouGov BrandIndexが、LGBTに好ましく受け取られているブランドのTOP20(2014年度版)を発表してます。日本のブランドもひとつだけ入ってます。
詳細は以下。
Costco Tops the LGBT Brand List | YouGov - BrandIndex
ランキングはこんなです。
- コストコ
- NetFlix
- パネラ・ブレッド(ベーカリーカフェ)
- トレーダーズ・ジョー(スーパーマーケット)
- YouTube
- Amazon.com
- PBS(公共放送サービス)
- エース・ハードウェア(ホームセンター)
- サムスン
- Apple
- スバル
- ロウズ(ホームセンター)
- フォード
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- V8(野菜ジュースのブランド)
- サブウェイ
- ホーム・ディーポ(ホームセンター)
- メイタグ(家電ブランド)
- Bose
- Dove
11位のスバルは、今年始めてこのランキングに入ったんだそうですよ。1位のコストコは、去年の14位から大幅に順位アップ。職場でのLGBT社員の待遇についてヒューマン・ライツ・キャンペーンなどから高い評価を受けたのが、この大躍進の原動力らしいです。
このランキングは、米国の成人を対象とするアンケート結果から、LGBTを自認する人18000人の回答を抽出して集計したもの。アンケートの設問は、計1400種のブランドについて「過去2週間以内に広告、ニュース、クチコミなどでこのブランドについて聞いたことがあったならば、それはポジティブなことでしたか、ネガティブなことでしたか」。調査期間は2014年4月1日から6月10日だったそうです。
日本のブランドがひとつしか入ってないのはさびしいなと思ったら、2013年も2012年も2011年もゼロだったので、今年はまだましな方なのだとわかりました。近年日本でも、やれLGBT市場を狙えだのなんだのという論議が(ようやく)聞かれるようになりましたが、「金を出させるカモ」扱いでギラギラする前に、まずLGBTの側から好印象を持たれることもちょっとは考えてほしいなあ。それこそセクマイ社員を公平に扱うとか、やれることはいろいろあるだろうし。