Facebookが2015年に世界で話題になったトピックをまとめた「今年のまとめ」で、「結婚の平等」がランキング第6位に入りました。
詳細は以下。
上記リンク先によると、2015年の話題ランキングは以下の通りです。
- 米国大統領選挙
- 11月13日パリ同時多発テロ事件
- シリアの内戦と難民危機
- ネパール地震
- ギリシャ債務危機
- 結婚の平等
- イスラム国(IS)との戦い
- シャルリー・エブド襲撃事件
- ボルチモアの抗議行動
- チャールストン銃撃事件と南軍旗論争
「今年のまとめ」の動画版には、ベトナムの同性婚容認、米連邦最高裁による全州での同性婚解禁、アイルランドの国民投票、ケイトリン・ジェンナーのスピーチなどが登場しています。
なおFacebookによれば、このランキングは「2015年1月から12月の間にFacebookへの投稿内に特定のトピックが出現した回数を集計したもの」だとのこと。Twitterでも#MarriageEquality(結婚の平等)は2015年でもっとも使われたハッシュタグ第3位だったということを考えると、やはりこの1年、このトピックは相当な頻度で話題となっていたのだと思われます。
ちょっと前まで、「2013~2014年に英国*1やフランスが同性婚を認めても無反応だったのに、米国で法制化されたとたん『同性婚だと!? そんなものは初めて聞いた、認めん認めん!』と騒ぎ出してる日本人って何なの」と思っていたのですが、要するにここまで話題になって初めて無関心な人びとの耳にも届いたってことなんでしょうねきっと。
なお、2015年の日本の話題トップ10リストでは、第9位に「渋谷区『同性パートナーシップ条例』」が入っていました。そして、グローバルで話題になったTV番組トップ10では、8位に『グレイズ・アナトミー』、10位に『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』が。結局、政治面でもエンタテインメントでも、LGBTテーマがよく話題になった年ということなのかもしれません。さて、2016年はどうなることやら。
*1:ただし北アイルランドを除く。