ロンドン在住のポケモン好きアーティスト、マーティン・ラスブリー(Martin Lathbury)さんが、初代ポケモンにレインボーカラーを加えてイメチェンした作品をInstagramで発表しています。
詳細は以下。
Your Favorite Pokemon Got a Queer Makeover Thanks to This Artist
まず、ラスブリーさんの作品のいくつかをどうぞ。
INTOでのインタビューで、ラスブリーさんは、ポケモンがすばらしいのはどんなジェンダーや性自認の人も排除しないという点で、成長期にポケモンに影響を受けたクィアな人はたくさんいるということ、自分は7歳のときロケット団が大好きだったけれど、それは彼らがある種のアウトサイダーで「臆面もなくファビュラス」であるところに自分を重ねていたのだと思うということなどについて話しています。これらのレインボーカラーをあしらったポケモンの絵は、仲間のLGBT+のゲーマーたちと、任天堂へのラブレターなのだそうです。
なお、ラスブリーさんのお気に入りのポケモンはイーブイで、もっともクィアだと思うポケモンは「まったくのドラァグクイーン」なルージュラだとのこと。ちなみにラスブリーさんによるレインボーデザインのルージュラはこちらです。
言われてみればポケモンって、クロスドレッシングの要素もあるし、サン・ムーンのイリマの公式バイオでジェンダーを特定する代名詞を使わないようにするとか、ポケモンGOではアバター作成時に「あなたのスタイルを選んでください」(『性別を選んでください』ではなく)という言い回しを使うとかの工夫もあったりして、クィアなユーザにとって親和性が高いんですよね。このままずっと、いろんな人に広く愛されるコンテンツでありつづけてほしいと思います。