オーストラリアのスター、ルビー・ローズが、ネット検索でもっとも危険な有名人ランキング(2018)の1位に選ばれました。クリックするとウイルスやマルウェアが仕込まれたサイトに飛ばされる可能性が高い名前だってことです。
詳細は以下。
Ruby Rose named most ‘dangerous’ internet celeb in the US
サイバーセキュリティー企業のマカフィー(McAfee)は、2018年10月9日、今年度版のインターネット上の危険な(つまり、怪しいリンクに名前が使われている可能性が高い)セレブランキングを発表。トップ10は以下の通りです。
- ルビー・ローズ(Ruby Rose、オーストラリアのモデル/DJ/役者)
- クリスティン・カヴァラーリ(Kristin Cavallari、米リアリティー番組タレント)
- マリオン・コティヤール(Marion Cotillard、仏女優)
- リンダ・カーター(Lynda Carter、米女優で元祖ワンダーウーマン)
- ローズ・バーン(Rose Byrne、米女優)
- デブラ・メッシング(Debra Messing、米女優)
- コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian、米リアリティー番組タレントでカーダシアン家長女)
- アンバー・ハード(Amber Heard、米女優)
- ケリー・リッパ(Kelly Ripa、米トークショーホスト)
- ブラッド・ウィリアム・ヘンケ(Brad William Henke、米俳優)
ルビー・ローズはドラマ『バットウーマン』主演のニュースでTwitterアカウントを消すほどの大騒ぎになったばかりだし、最近はヴィン・ディーゼル(Vin Diesel)だのジェイソン・ステイサム(Jason Statham)だのが主演するアクション大作にもよく出てるから、それだけリンクが踏まれやすいと悪い人が考えてるってことなんでしょうかねえ。あと、私見だけど、ルビーってわりとノンケにキャーキャー言われやすいタイプのレズビアンだと思うのよ。それもあって狙われているのかも、と思います。
トップ10のうち9人を女性が占め、唯一入った男性が『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』でピスカテラ役だったブラッド・ウィリアム・ヘンケだというところも興味深いと思いました。女性が多いのは、たいていのスパムが女性から男性への誘いのかたちになっているのと同じ理由だと思うんだけど、なぜ唯一の男性がヘンケなんだろう。ちなみにマカフィーのブログでは、2018年はリアリティー番組やシットコムの影響でトップ入りしたセレブが多かったこと、ルビー・ローズは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』以降の人気で1位になったと考えられ、今後『バットウーマン』を不正にダウンロードしようとするのは危険であることなどが指摘されていますが、ヘンケが10位に入っている理由についての言及はありませんでした。どこか考察しているメディアがあったら、見てみたいです。