石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

ディズニーチャンネル、ドラマ『アンディ・マック』を打ち切りに

Andi Mack as Long as We're Together

ディズニー作品で初めて"I’m gay."と口に出してカミングアウトするキャラを描いたドラマ、『アンディ・マック』が、シーズン3で打ち切りになるそうです。

詳細は以下。

deadline.com

アンディ・マックはアジア系米国人の少女、アンディを主人公とするティーン向けシットコムで、これまでテレビアカデミー賞(Television Academy Honor)やGLAADメディア賞(GLAAD Media Award)など数々の賞に輝いています。視聴率も高かったんだそうで、打ち切りの理由は特に説明されてはいないみたい。最終回は2019年6月21日放映予定です。

以下、最終回に向けての、同作品のクリエイター兼エグゼクティブ・プロデューサーのテリー・ミンスキー(Terri Minsky)のことば。

「ディズニーチャンネルに新たな地平を切り開いたことを光栄に思っています。『アンディ・マック』は、ディズニー初の、アジア系アメリカ人家族を中心としたシリーズです。LGBTQのキャラクターを出したのもディズニー初で、そのキャラクターは『ぼくはゲイだ』と喋ったんです。でも、この作品でもっともすばらしいのは視聴者でした。彼らがわたしたちに、『アンディ・マック』は彼らにとって大切だということを教えてくれたのです。シリーズの最終回は、彼らのためにあります」

“We had the honor of breaking a lot of new ground for Disney Channel. We were its first serialized show, its first series centered around an Asian American family, and its first to feature an LGBTQ character who spoke the words ‘I’m gay.’ But the best part of making Andi Mack was our audience, who let us know we mattered to them. The series finale is for them.”

『アンディ・マック』はLGBTQキャラの描写に関して全体的に腰がひけてるディズニーの中ではずいぶんがんばってた印象があるから、終わってしまうのは残念です。また何かこういう番組が出てくるといいんだけど。