米国バルティモア州でLGBTQテーマのグッズショップ「Same Gender Love」が店頭に掲げていたレインボーフラッグが、何者かによって火をつけられました。店主は屈せず、店の名前を「Love Is Love」に変えて営業を続けるそうです。
詳細は以下。
半分焼け落ちた旗の写真はこちら。
"What statement are you making?” A gay pride flag outside Baltimore LGBTQ shop was burned in hate crime while an episode of "Queer Conversations" was being filmed inside. https://t.co/l3ERaSW8sp pic.twitter.com/klEqwa1i8q
— Colin Campbell (@cmcampbell6) 2019年5月9日
Baltimore LGBTQ business’s Gay Pride flag burned in apparent hate crime https://t.co/rzzvagsuga pic.twitter.com/aJI3mrvMob
— Metro Weekly (@metroweekly) 2019年5月15日
旗に火をつけられたのは2019年5月4日のこと。従業員が通報し、警察はヘイトクライムとして捜査しているそうです。店主のMarva Lawsさんによると、この店は子供にカミングアウトされた親がしばしばグリーティングカードを買いに来たり、助言を求めに来たりするところだとのこと。「あの旗はある種の人々だけを象徴しているのではなく、人々が人間として生きるための苦闘を象徴しているのです」、「この旗を焼くのは、おまえたちの人間性は尊重しないぞ、ここはおまえたちの居場所じゃないぞと言っているということです」と彼女は話しています。
事件の後Lawsさんは店名を「Love Is Love」に変え、新しい旗が店頭に翻る様子をおさめた動画をFacebookにアップロードしました。動画のタイトルは、「今もここにいて、ここにいることを誇りに思っています(Still Here & Proud To Be Here!)」。強いな、見習いたい。