石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

ゲイ2人が暴行され警察が注意喚起 米カリフォルニア州

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米国サンフランシスコのベイエリアでゲイ男性が何者かに殴られる事件が2件相次ぎ、警察はなるべく単独行動を避けるようにと呼びかけています。

Oakland, San Francisco police investigating beatings of gay men as possible hate crimes | abc7news.com

被害者のひとりはLGBTQ人権活動家のスコット・ロング(Scott Long)さん。2018年6月9日にオークランドの通りを歩いていたところ、突然タイヤレバーのようなもので頭を殴られたとのこと。ロングさんは少なくとも5発殴られ、あごとほお骨の再建手術を受けなければならなかったそうです。ちらりと見えた犯人の姿は「非常にやせた白人男性」で、なぜ襲われたのかはわからないと彼は話しています。Gay City Newsによれば、犯人はゲイに対する蔑称も使わず、かといって財布などを奪うでもなかったとロングさんは述べているとのこと。

けがをしたロングさんの写真は、以下の通り。(流血注意)

もうひとりの被害者は、ジンジャー・スナップ(Ginger Snap)というドラァグネームで活動しているドラァグクイーンのティム・テイト(Tim Tait)さん。彼は6月9日の夜10時頃、サンフランシスコのバーニス通りを歩いていたところ頭に一撃をくらい、そこから殴る蹴るひきずるという暴力を受けたのだそうです。テイトさんは、自分がドラァグクイーンであるために襲われたのだと考えているそうです。

テイトさんのけがの写真と、本人による現状報告は以下をどうぞ。

現在GoFundMeではテイトさんの治療費支援のためのファンドレイジングがおこなわれています。

サンフランシスコはもうじきプライド・ウイークエンドを迎えるところで、警察はなるべく単独での移動を避けるようにと呼びかけているそうです。ダラスの連続暴行事件とか、トロントのゲイ連続殺人事件みたいなことになったら目も当てられないし、早くすべて解決するといいんだけど。