石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

クィアなYAグラフィックノベル"The Witch Boy"(原題)がNetflixアニメ映画に

The Witch Boy

クィアなグラフィックノベル"The Witch Boy"が、Netflixでアニメ映画化されるそうです。魔法や変身があたりまえの世界を舞台にジェンダー二元論への異議申し立てをする物語で、監督は"Adam and Dog"のミンキュ・リー(Minkyu Lee)です。

詳細は以下。

www.pride.com

このお話の主人公は、13歳の少年アスター(Aster)。彼の住む世界では成長とともに女の子は魔法使いに、男の子はシェイプシフター(自分の姿を変える能力の持ち主)になることになっています。しかしアスターはまだ変身能力が現れておらず、魔法に夢中。家族はアスターが伝統通りシェイプシフターになるものと信じて疑わないのですが、そのうちある大きな危機が起こって……というところまで、Amazonの試し読みで読むことができます。

Netflixはこの作品を、ミュージカルアニメにするとのこと。なおコンセプトアートはこちらです。

米国のAmazonでこの本をサーチすると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のところに"The Prince and the Dressmaker"(感想)や"Princess Princess Ever After"(感想)が出てきます。このあたりのグラフィックノベルと購買層がかぶっているのなら、かなり期待できるのでは。まだ正式な公開日は発表されていないそうですが、配信開始したら見てみたいし、それまでに原作買って読むかも。