石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

聞いて納得。ジョジョ・シワが自分のセクシュアリティに気づいたきっかけ

JoJo's Guide to the Sweet Life: #PeaceOutHaterz (English Edition)

先日LGBTQ+コミュニティの一員であることを公表した人気YouTuberジョジョ・シワ(Jojo Siwa)が、デミ・ロヴァートのポッドキャスト番組で、自分のセクシュアリティに気づいたきっかけを語りました。聞いて納得、そりゃ気づくわ。

詳細は以下。

www.buzzfeed.com

ジョジョ・シワは10代にしてYouTubeチャンネル登録数一千万以上のインフルエンサーで、米リアリティ番組『ダンス・マムズ(Dance Moms’)』で一躍有名になった人。歌手・俳優としても活躍中です。LGBTQ+コミュニティの一員であることを2021年1月にカミングアウトし、4月には「厳密に言えばパンセクシュアル」だと説明して、ガールフレンドの存在も公表しています。

そのジョジョ・シワが、最近出演したデミ・ロヴァートのポッドキャスト番組「4D With Demi Lovato」の中で、自分の「ゲイな目覚め( 'gay awakenings' 、つまり自分がヘテロじゃないと気づいた瞬間のこと)」について語ってるんですけど、それが面白くってもう。以下の動画で見られるので、頭出しして貼っておきます。

動画を見てる時間がない方のためにBuzzFeedから該当部分を引用して訳すと、こんな感じね。

「ここのところずっと、自分のいちばん最初の『ゲイな目覚め』について考えてて気づいたんだけど」と、『ダンス・マムズ』の元出演者は言った。「わたしの初めての『ゲイな目覚め』は、ジェナ・ディーワンが『リップ・シンク・バトル』でやったパフォーマンス(を見たとき)だった。あれがきっかけのひとつだった」

"I've been figuring out my 'gay awakenings' recently," the Dance Moms’ alumn said. "I think I realized that my very first gay awakening was Jenna Dewan's performance on Lip Sync Battle. I think that was one of them."

ここで言ってるジェナ・ディーワン(Jenna Dewan-Tatum)のパフォーマンスって、夫チャニング・テイタムの『マジック・マイク』を本歌取りしたあのダンスですよ!

わかる、超わかる。レズビアンのコメディアン、ケイト・マッキノンが以前、ジェリー・サインフェルドのトーク番組で「男が寄ってくる格好と女が寄ってくる格好は違う(大意)」という話をして、"Different rules. Different rules."(ルールが違うんですよ、ルールが)と言ってたでしょう。ジェナ・ディーワンの不敵なパフォーマンスは、その女女間モテのルールにおいて大変ポイント高いので、これに反応するならそりゃ非ヘテロだと気づきもするわと思いました。年若いインフルエンサーがあっけらかんとこういう話をすることで、同年代の非ヘテロたちの自己受容がどんどん楽になっていくといいと思います。