映画『プリティ・リーグ』(1992)でマドンナが演じた役「メイベル」の元になった、実在の野球選手メイベル・ブレア(Maybelle Blair)さんが、95歳にして同性愛者としてカミングアウトしました。
詳細は以下。
『プリティ・リーグ』は、第二次世界大戦中の米国でつくられた全米女子野球リーグ(AAGPBL)を舞台とする映画。Amazonプライムビデオでリブートのドラマシリーズが作られており、こちらは2022年8月から配信される予定となっています。メイベル・ブレアさんは1948年にAAGPBLのペオリア・レッドウイングスというチームでピッチャーをしていた人で、このドラマシリーズのプロモーションの席でカミングアウトしたのだそうです。
映像はこちら。
For the majority of her life, sports legend 95-year old @AAGPBL player, Maybelle Blair felt like she had to hide her authentic self. Today she came out publicly for the first time. We couldn't be happier for her, and continue to push for love and acceptance on and off the field. pic.twitter.com/BEaCisO2RH
— A League of Their Own (@LeagueOnPrime) June 14, 2022
会場からの拍手がまたいいよね。あと、上記動画には入ってない部分がLGBTQ Nationで紹介されていて、それもまた興味深いです。1948年当時、同性愛者であることは「何よりも恐ろしいこと」で誰にも言えなかったという話のあとに、こんなくだりが来るんですよ。
全米女子野球リーグに入って人生が変わったとブレアは言った。「シカゴに戻ってチームに加わったんですけど、人生でいちばん楽しかったんですよ、バーに行こうってみんなに言われてね」と、彼女は回想する。「それで行ってみたらゲイバーだったんです。それまでの人生でいちばん嬉しいことでしたね」
joining the AAGPBL changed her life, Blair said. “I went back to Chicago, and I got on the team, and I’ll tell ya, it was the most amazing time of my life because they asked me to go out to a bar,” she recalled. “Well, it turned out to be a gay bar, and I was never so happy in my life.”
Amazonプライム版はこの部分をこそドラマ化すべきでは?