石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

レズビアンデュオ、Mozillaの(元)CEOをコミックソングで批判

Get Firefox!
Get Firefox! / aretadobem

ちょっと前、Mozillaの新CEOブレンダン・アイク氏が、カリフォルニア州の同性婚禁止運動に1000ドル寄付したことを問題視され、約10日で辞任するという1件がありました。アイク氏の辞任以前にとあるレズビアン・デュオがYouTubeにupしたMozilla批判のコミックソングが秀逸なので、ちょっとご紹介。

動画はこちら。曲のタイトルは"Dear Firefox (I'm a Homosexual)"(直訳すると『親愛なるFirefox、私はホモセクシュアル』)です。


Dear Firefox (I'm a Homosexual) - YouTube

才能の無駄遣いとでも言うべき美しすぎるハーモニーと、歌詞の「友だちをネットストーキングするのが好き~、ネットで時間を無駄にするのが好き~(中略)でもFirefoxはもう使えない、そう使えない、使えない、だってあたしらホーモーセクシュアルだーかーらー♪」(大意)という身も蓋もなさとの取り合わせがすばらしすぎます。

BuzzWok.comによるとこの動画のふたり(ブリアさんとクリッシーさん)はカップルで、クリッシーさんが初めて自分はレズビアンだと宣言した日にバーで出会ったのだそうです。ふたりで組んでアルバムも出しており、YouTubeでは"10 Worst Ways to Come Out"(カミングアウトするのに最悪な10のやりかた)というギャグ動画が500万回以上視聴されています。これもすっごくおかしいのでご参照あれ。


10 Worst Ways to Come Out - YouTube

なお、冒頭に書いた通りブレンダン・アイク氏は既にMozillaのCEOを辞任しており、動画"Dear Firefox (I'm a Homosexual)"の中でも現在その旨追記されています。ちなみに、ちょっと前に米国のチキンサンドイッチチェーンの「チックフィレ」CEOが同じように同性婚反対運動に資金提供して炎上し、あれは間違いであったと認めたばかりなんですよね。だから「Mozillaも脇が甘いわね」と思ってたんですが、そのチックフィレもやっぱりブリアさんとクリッシーさんに歌で茶化されていたので笑ってしまいました。さすがだわー。

余談ですが、このふたりによる『アナと雪の女王』のテーマソング"Let It Go"のパロディ、"Let It Show" (Gay version of Let it Go) もステキです。YouTubeにはupされていないようですが、以下のFacebookページで見ることができます。

"Let It Show" (Gay version of Let it Go) Frozen

元歌の歌詞を生かして韻を踏みつつ、カラリと明るいゲイ・バージョンの詞に改変されているところがいいんですよ。さりげなく「I was born this way~♪」と入れてみたり、原曲の「The cold never bothered me anyway(寒さなど怖くないわ)」という部分を「Your opinions never bothered me anyway(あなたたちの意見など怖くないわ)」と歌ってたりすんの。「わざわざこのために山に登って撮ったんかい!」と突っ込みたくなる映像も楽しいです。いいわー、このふたり。