石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

アンチゲイな母の日メッセージの看板を掲げた女、フローズンドリンクをぶっかけられる

City Java smoothies
City Java smoothies / khawkins04

2014年5月11日、つまり母の日、米国ミシガン州の道端で母の日にかこつけたアンチゲイな看板を掲げていた女性が、通行人からフローズンドリンクをぶっかけられました。偶然居合わせたTVカメラがすべてを記録しています。

詳細は以下。

Anti-Gay Mother's Day Protester Gets Slushie Thrown At Her

動画はこちら。


Slushie thrown on anti-gay demonstrator - YouTube

問題の看板の文面は「同性愛者じゃなくてありがとう、と今日あなたのお母さんに感謝しなさい!」("THANK YOUR MOM TODAY FOR NOT BEING GAY!")。つまり、親が同性愛者だったらあなたは生まれなかったのだ、従って同性愛など認めるなというアンチゲイなメッセージなわけ。(念のため言っておくけど、世の中にはゲイ・ファーザーもレズビアン・マザーもいるのに、そこはガン無視されてるってことですよ!)

看板を持っていた女性はクリスティーン・ウェイク(Christine Weick)といい、キリスト教再生派。この看板の写真を地元ニュース局「24 Hour News 8」に送った人がいて、カメラマンが取材のため近づいたところ、別の女性ジェシカ・プリンス(Jessica Prince)が現れて看板の主にフローズンドリンクをぶちまけました(0:09~)。

クリスティーンが催涙スプレーをつきつけてジェシカを脅すと、ジェシカも負けずに両手で中指を立て(1:00~)、両者一向にひかぬにらみ合いに。結局それ以上の争いにはならなかったようですが、なんともワイルドで、笑っちゃいけないんだけど笑ったわ。ジェシカのやったことは暴力だし違法だけど、心情的にはとても共感するわ。

一方、もうちょっと平和的なやり方でこの看板に抗議した人もいます。たとえば、上記の動画の後半(1:37~)に出てくる男性は、アンチゲイ看板に対抗するため、自作の「でも、ふたりのママはファビュラスになれるよ!」(But two moms can be FABULOUS)と書いた看板をかかげてクリスティーンの隣に立っています。

他に、「もし自分が偏見持ちでなかったなら、お母さんに感謝しよう! 裁くなかれ」(Thank Your Mom if You're not a BIGOT! "Judge Not")という段ボール看板を作って対抗した人(下の写真右)も。

やり方としては、このように看板で対抗メッセージを示すというのがいちばんスマートなのでしょうね。フローズンドリンクをかけた女性は謝罪するべきですし、処罰があるなら受けるべきだと思います。でも彼女があたしの友達なら、それらが済んだ後で、心からのハイファイヴとハグを贈るわ。そんで「次にああいう人が現れたらどんな看板で対抗するか」と一緒に作戦会議するね。このぶんだと父の日にもまた「お母さん」を「お父さん」と書き換えただけのヘイト看板が出てきそうですしね。