石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

リナ・ウェイスが第69回エミー賞コメディ作品部門脚本賞受賞 スピーチで「LGBQTIAファミリー」にメッセージ(追記あり)

Emmy Award
Emmy Award / ITU Pictures

Netflixドラマ『マスター・オブ・ゼロ』S2E8「サンクスギビング」で、リナ・ウェイス(Lena Waithe)がアジズ・アンサリ(Aziz Ansari)と第69回エミー賞コメディ作品部門脚本賞を共同受賞しました。

詳細は以下。

Lena Waithe Accepts Emmy for "Master of None" - Full Transcript of Acceptance Speech

「サンクスギビング」は、リナ・ウェイス演じるレズビアンのキャラ「デニース」の、友達や家族へのカミングアウトを描くエピソード。自分自身が同性愛者であるリナ自身のカミングアウト経験にインスパイアされたお話なのだそうで、実際痒い所に手が届くようなリアルで繊細な回に仕上がっています。ちなみに、エミー賞コメディ作品部門の脚本賞を黒人女性が受賞するのは、これが初なのだそうです。

今回の受賞スピーチで、彼女はアジズや番組のクリエイターたち、Netflix、お母さん、ガールフレンド等々への感謝を述べてから、最後にこんなことを言っています。

「最後になりましたが、わたしのLGBQTIAファミリーに。みんなのことが大好きです。わたしたちを他の人と違わしめるものは、わたしたちのスーパーパワーです。わたしたちは毎日家を出るとき想像上のマントを羽織って、世界を制覇しに行ってるんです、だって世界はわたしたちがいなければ今ほど美しくなくなっちゃうんですからね。それから、このエピソードが大好きだと教えてくれたすべての人に感謝します。わたしたちを、つまりサウスカロライナ出身のインド系の男の子と、シカゴのサウスサイド出身の黒人でクィアな女の子を喜んで受け入れてくれてありがとう。みなさんが思いもよらないぐらいに深く感謝しています。この賞をありがとう、アカデミー。みんな愛しています、みんなに祝福を」

And last but certainly not least my LGBQTIA family, I see each and every one of you. The things that make us different, those are our superpowers. Every day you walk out the door and put on your imaginary cape and go out there and conquer the world, because the world would not be as beautiful as it is if we weren't in it. And for everybody out there that showed us so much love for this episode, thank you for embracing us, a little Indian boy from South Carolina and a little queer black girl from the south side of Chicago. We appreciate it more than you could ever know. Thank you Academy for this. We love you all, God bless you all.”

スピーチの動画はこちら。

おめでとう、リナ!

追記(2017年9月18日)

リナ・ウェイスのInstagramに、授賞式前にアップロードされた写真。キャプションを訳すと、「このちっちゃな女の子はいつだって、いつかエミーに行きたいと思っていました。今日はこの子の夢がかなう日。今夜何が起ころうと、わたしが今感じていることはそれです」。

続いて、授賞式後の写真。訳:「感謝しています」。」