石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

米女子バスケ選手エレーナ・デレ・ダンがガールフレンドと結婚

My Shot: Balancing It All and Standing Tall (English Edition)

WNBAのスターで、五輪女子バスケ米代表のエレーナ・デレ・ダン(Elena Delle Donne)選手が、2017年11月3日、かねてより交際中だったアマンダ・クリフトン(Amanda Clifton)さんと結婚式を挙げました。

詳細は以下。

WNBA MVP Elena Delle Donne's Fairytale Wedding Is Making Our Hearts Melt | PRIDE.com

結婚式の様子はこちら。

この式は米国のウエディング雑誌大手The Knotがスポンサーとなってとりおこなわれたんだそうで、同誌によるとウエディングケーキはエレーナ・デレ・ダン選手の身長(6フィート5インチ、つまり約1m96cm)と同じぐらいの高さのものが使われたとのこと。テーブルがあるから、実際にはそれよりさらに高く見えますけどね。

なおデレ・ダン選手はUSA TODAYに対し、ふたりが結婚するのは同性カップルの存在が当たり前のものになってほしいと思っているからだと説明しています。以下、彼女の弁。

「もう誰も大々的なカミングアウトをしなくて済むようになってほしいんです。(同性カップルであることは)ただのふつうのことであるべき。わたしがひとりの女性を愛していようと、誰かひとりの男性とひとりの女性がお互い愛し合っていようと、大騒ぎするようなことじゃないはずなんです……人々がただ、きれいな花嫁がふたりいるだけだと思って、それ以上気にも留めずにスルーするようになってほしい。ふたりの花嫁やふたりの花婿は、いくらたくさんいてもいすぎるということはありません」

"I don't want people to have to have these huge coming outs anymore. It should just be the norm. I love a woman. Or a man and a woman love each other. It should just be no big deal. ... I hope in people's minds they just see it as two beautiful brides and move on. You don't see enough of two brides or two grooms."

WNBAでは他にも女性との交際をカミングアウトしている選手が複数います。フェニックス・マーキュリーのデワナ・ボナー(DeWanna Bonner)選手は元チームメイトのキャンディス・デュプリー(Candice Dupree)選手と結婚して子供を育てているところですし、シモーン・オーガスタス(Seimone Augustus)選手も2015年に女性パートナーと結婚しています。エンジェル・マコートリー(Angel McCoughtry)選手は2015年に女優のブランディー・エリス(Brande Elise)と婚約。中にはブリトニー・グライナー(Brittney Griner)選手のように、同性婚した後パートナーともめて結局離婚しちゃった人もいますけど、そんなわけで少なくともWNBAでは、女性を愛する女性は昔ほど珍しい存在ではなくなってきているんです。社会が同性カップルを見慣れていちいち大騒ぎしなくなったら、WNBA以外のあらゆる業界でも、もっとあたりまえに同性カップルの姿が見られるようになると思うわ。早く慣れてほしいわ、ほんと。