石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

オーストラリア同性婚調査で過半数が「YES」(追記あり)

yes
yes / brinypickle2012

2017年11月15日、オーストラリアで9月から回収が始まっていた、同性婚への賛否を問う郵送調査の集計結果を統計局が発表。賛成が61%、反対が38%だったとわかりました。

詳細は以下。

上記はどちらも日本語記事なんで、細かいことは各自ご自分でお読みになってください。見出しだけで誤解する人もいそうですが、この投票結果に法的拘束力はなく、議会での審議もこれからなので、これだけで同国でいきなり同性婚が可能になるというわけではありません。でも、調査期間中アンチ同性婚派がNOと投票させようとして繰り広げていたネガティブキャンペーン(『ゲイ家庭の子供の92%が虐待される』なんていう根も葉もないデマを書いたポスター*1を貼ったり、ゲイのみならずトランスへの誤解や憎悪まで煽るCMを流したりしていたんです)がこれでようやく終わると思うとほっとします。だいたいマイノリティの人権を有権者からの総得票数でどうこうしようという考え方そのものが危険だし、実際ガーディアンによると、この調査が始まって以来同国のメンタルヘルスサービス「ReachOut」のLGBTI向けサービスへのアクセスが急増し、不安になった若い人からの「自分は化け物なのか」「受け入れてもらえるのか」といった相談も増えていたそうですから、ほんとに洒落にならなかったんですよ悪影響が。

以下、今回の結果に対する、オーストラリアのジェンダー・フルイドの役者ルビー・ローズ(Ruby Rose)の一連のツイートを貼っておきます。

訳:「憎悪に満ちたプロパガンダとストレスでわたしたちのコミュニティの健康と福祉を危険に晒したのだから、ここから進んで平等を手にしましょう。わたしたちは人間なんです」。

訳:「今日は感動的な日。わたしは人間。誰にもわたしをひきずり降ろそうとさせたりするなと自分に言い聞かせねば」。

訳:「この小さな進歩に感謝しなければならないということは本当によくわかっています。でも、わたしのコミュニティが平等の一部分を、つまり結婚を得られるようにするかどうか質問して、10人中6人がイエスと答えるのを見るために120万ドルを費やしたのだと考えると、複雑な気持ちです。それは仮定的で、拘束力のない議論なんですから」。

訳:「でも本当に、イエスに票を投じてくれたすべての人に感謝します。みなさんはそうすることでまちがいなく人の命を救ったのです、そしてその投票がどんなに大変だったのかわたしは知っています」。

2017年11月16日追記

オーストラリアの他の著名人の反応もいくつか拾ってみました。

Bravo Australia 👏🏼 WE SAID YES #marriageequality ❤️💛💚💙💜

Jai Courtneyさん(@jaicourtney)がシェアした投稿 -

Australia votes YES 🌈 #MarriageEquality #proudtobeanaussie

Isla Fisherさん(@islafisher)がシェアした投稿 -

It sure does! 🌈 #longtimecoming #finally ❤️💛💚💙💜

MEGAN GALEさん(@megankgale)がシェアした投稿 -

Australia voted YES! #lovewins 🌈❤️

Mirandaさん(@mirandakerr)がシェアした投稿 -

the Australian people have spoken loud and clear. #LoveIsLove 🏳️‍🌈🏳️‍🌈🏳️‍🌈

SIAさん(@siamusic)がシェアした投稿 -

*1:何がどうデマなのかについては、このへんをごらんください:Children raised by same-sex parents do as well as their peers, study shows | Australia news | The Guardian