石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

「神様」、ミシガン州のアンチゲイ広告を愛の広告に変える

God is Love
God is Love / GlasgowAmateur

米国ミシガン州の道路沿いにある巨大な電光掲示板に、「神はゲイを愛する」という広告が出現しました。これは同じ掲示板に表示されていたアンチゲイ広告に対するカウンター広告で、仕掛け人は、あの「神様」です。

詳細は以下。

A Billboard In Michigan With An Anti-Gay Message Now Also Says This - BuzzFeed News

「神はゲイを愛する」広告はこんな。

この広告を出したのは、以前から「神様」("God")というハンドルでカンザス州やユタ州などに同様の看板を設置する活動をしてきたグループ。今回新たにミシガン州に進出したのは、この電光掲示板に「同性愛は行動である。市民権ではない」とするアンチゲイな広告が表示されていたから。画像は以下を。

アンチゲイ広告の左端には黒人男性の顔写真があり、「生まれつき黒人」と書かれています。その隣の、レインボーカラーに塗った男性の顔写真の下には「生まれつき(ボーン・ディス・ウェイ)ではない」との表示が。「同性愛は自分で勝手に選んだライフスタイルなのだから、同性愛者の権利など認める必要はない」という、よくあるキリスト教原理主義的ホモフォビアですな。

「神様」("God")はこれをよしとせず、クラウドファンディングで資金を集め、同じ掲示板に「神はゲイを愛する」と表示させることに。「神様」の声明は以下の通り。

「神はゲイを愛する」の看板は、世界に向かってポジティブなメッセージを送ることを目的としたものです。愛は憎しみよりパワフルなもの。たぶん、この「神はゲイを愛する」というメッセージがきっかけで、自分の信仰について考える人も数人いることでしょう。自分のアイデンティティーと格闘しているミシガンのLGBTQのティーンエイジャーの中には、「神はゲイを愛する」というメッセージを目にして少し気分が良くなる人も、たぶん若干いるかも。

"The God Loves Gays billboard is intended to send a positive message of love into the world. Love is more powerful than hate. Perhaps the 'God Loves Gays' message will make a few people think about their beliefs. Or perhaps a few Michigan LGBTQ teens struggling with their identity will see the message 'God Loves Gays' and feel a little better."

このプロジェクトはこれで終わりではないようで、クラウドファンディングのページでは18州にまたがる計50箇所の看板設置候補地が告知されています。いいぞいいぞ、どんどんやったれ。J.K. ローリングも言ったように、ヘイトに対する異議申し立てを若い世代が目にするということは、ものすごく重要ですからね!!