- 作者: 林家志弦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/11/18
- メディア: コミック
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玲と紗枝、新たな選択。あとは新制服のお披露目会
玲と紗枝のお家のごたごたが一応の決着を見せるのですが、そこでのふたりの表情と言動がきわめて痛快でした。コンビニ袋や14巻で斗南が仕込んだネタの活躍ぶりからわかるように、このふたり以外のキャラも大いに関与しているところも楽しかったです。これってつくづく女の子をエンパワメントする漫画だよなー。ただのギャグ作品じゃないよなー。
反面、巻の残り3分の2を占める制服お披露目会は、正直ちょっとダルな展開かと。綾那の対ゆかり戦への布石と、ヒデやカナイのキャラ紹介をかねてるってことはもちろんわかるんですが、全体的にインパクト不足な印象を受けました。ひょっとしたら前巻の盛り上がりがあまりに激しかったため、無意識のうちにそれと比べてしまうからかもしれません。
まとめ
玲と紗枝が新たな一歩を踏み出す部分こそ爽快だったものの、その後の展開がやや食い足りない感じ。前巻のバトルが熱血すぎて、読んでるこっちの頭が平常モードに戻っていないだけかも。(14、15巻と立て続けに読んだので)