石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

スターバックスの母の日CMに女性同士のカップルが登場

Starbucks
Starbucks / marcopako 

スターバックスの2014年の母の日用CMに、「2人のママ」、つまり子供のいる女性カップルが登場してました。CMのナレーションはオプラ・ウィンフリー。これは見逃してたわ!

詳細は以下。

Oprah Winfrey narrated Starbucks Mother's Day ad includes two moms

動画はこちら。

動画のナレーションはまず、「どのママもみんな違っています」と始まり、「何でも知ってるママ、自分のことはいつも後回しにしちゃうママ、絶対に怒らせたくないママ……」と、さまざまなタイプのママをユーモラスに紹介していきます。そして0:24に、幸せそうに赤ちゃんを抱っこする女性同士のカップルが画面に登場。ナレーションは、「『2人のママは1人のママよりいい』タイプのママ」。

CMのしめくくりは、こう。

「あなたのママがどのタイプでも、もっと『愛してる』と言ってあげてね。母の日に会いましょう、ママを連れてきてね」

"Whatever type of mom you have, she deserves to hear 'I love you' more often. ...See you on Mother's day, and bring your mom."

スターバックスのWebサイトによると、これは「母の日にお母さんと一緒に米国またはカナダのスターバックスに行き、『ティーバナ・オプラ・チャイラテ』をひとつ買うと、もうひとつ無料でもらえる」というキャンペーンだったようです。

もちろん保守派はこのCMに腹を立て、熱心に抗議している模様。ま、いつものことですね。そしてやっぱり、いつものようにこの抗議も無駄に終わると思うんですけどね。だいたいスターバックスって、「同性婚反対派からのボイコットで利益が減った」と主張する株主に、CEOが「気に入らないなら株を売れ」と言った会社ですし。同性愛嫌いの皆さまは、バリラのスパゲティを食べるか、チックフィレのチキンサンドを食べるかして母の日を祝えばいいんじゃない?(※ともにホモフォビアで悪名高い会社です。念のため)