豪タスマニア州のレズビアンカップル一家が、洪水から避難するため家を離れた隙に家中をめちゃめちゃにされ、「レズ女」「アバズレ」などと落書きをされたそうです。おまけに盗難にも遭い、警察が捜査中とのこと。
詳細は以下。
Australia flood victims target of anti-gay vandal attack | Gay Star News
現場の写真はこんなです。ひどいもんだ。
Australia flood victims target of anti-gay vandal attack http://t.co/xeySplWOmk #LGBTI #Australia pic.twitter.com/pEWiamzENR
— Gay Star News (@gaystarnews) 2015, 1月 22
被害に遭ったのはタスマニア州サンドフォードのラヴィニア・パイク(Lavinia Pike)さん、パートナーのケリー・クルーガ(Kelly Kluga)さん、そしてふたりの娘で13歳のベラ・ケンワーシーさん(Bella Kenworthy)さん一家。ラヴィニアさんは2015年1月20日、ペットに餌をやるため家に戻ってきて、この惨状に気づいたのだそうです。PinkNewsによれば、被害は落書きのみではなくコンピュータも盗まれていたとのことで、警察が現在捜査中との由。
この写真を見て真っ先に連想したのが、第2時世界大戦中に強制収容所から帰ってきた日系アメリカ人の家がこんな風にされていた件でした。
A Japanese family returning home (Seattle, Washington) from a relocation center camp in Hunt, Idaho on May 10, 1945. pic.twitter.com/Y42bionpNC
— Weird History (@WeirdHistoryPix) 2014, 8月 8
人間のやることって、変わりませんね。LGBTの人々は、ロシア人が用心のため必ず車に車載カメラを付けるのと同じノリで、家中に防犯カメラを設置しまくっておいた方がいいのかもね。