石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

「女々しすぎる」「ゲイだ」と息子を殴った母親、逮捕さる

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米国テネシー州メンフィスで、自分の息子をゲイだと思ったという理由で殴った女性が逮捕されました。

詳細は以下。

Mother punches son for being gay, lands in jail | Gay Star News

この女性ジャクリーン・アリグザンダー(Jacqueline Alexander)は2015年2月17日午後11時頃、ベッドで横になっていた息子を「女々しすぎて、ゲイだ」と責め、顔面を殴ったとのこと。隣人の通報でかけつけた警察が到着した時には、殴られた息子の顔にはあざができていたそうです。なお、この子の名前や年齢は公表されていません。

アリグザンダーは保釈金1000ドルで拘留され、家庭内暴行で告発されたとのこと。

このニュースで反射的に思い出したのが、オレゴン州で「ゲイだと思った」という理由で母親とその彼氏に殺されてしまった4歳児のこと。「子供の人生に勝手にシスヘテロシナリオを用意して、それにぴったりあてはまる行動をしなければ暴力をふるう」っていうこのパターン、いいかげんに根絶できないものかしら。「子が心配だから/子供のためを思うから『ゲイ』をやめさせようとしたのだ」なんて弁護は無意味ですよ、ゲイっぽいふるまいは矯正すべきものという考え方自体が間違ってるし、そもそも子供にとって「親から暴力をふるわれない、ましてや殺されたりしない」以上の幸せがどこにあるってのよ。