プエルトリコの文部大臣が2015年10月12日、公立校に通う子供たちが制服のスカートとズボンをどちらでも選べるようにする新規則に署名したと発表しました。
詳細は以下。
Boys can now wear skirts to school in Puerto Rico · PinkNews
プエルトリコの文部省は、医学上の理由がない限りすべての生徒が制服を着用するよう義務づけています。今回の新しい規則により、公立校に通う子供たちはどんなジェンダーでも、そして別にLGBTでなくても、スカートとズボンの両方が自由に選べるようになるとのこと。なお、女子のズボン着用や男子のスカート着用に教師が罰を与えることは禁止されるのだそうです。
これは画期的だなあ! 制服そのものを存続させるべきか否かについては議論の余地がありそうですが(制服にはメリットもデメリットもあり、どうするのがよいかは一概に決めつけられないと思います)、制服を義務づけるならせめてこれぐらいの選択肢は必要だよね。世界中の制服採用校がこうなればいいのに。