石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

エレン・ペイジがアメリカン航空の機内誌表紙に。カバーストーリーもたっぷり!

The Super 39
The Super 39 / GabboT

カナダの女優でオープンリー・レズビアンのエレン・ペイジ(Ellen Page)が、アメリカン航空の機内誌「American Way」2015年12月号の表紙に登場しました。カバーストーリーにはLGBT関係の話題もてんこ盛りです。

詳細は以下。

Beyond the Page | American Way, Celebrated Living, Nexos

カバーストーリーは上記リンク先で読むことができます。最初の2行で既にエレン・ペイジが「ゲイ権利活動家で、新番組『Gaycation』の司会者」と紹介されているあたり、なかなかの飛ばしっぷりだと思ったら、後半はもっと濃かったわ。映画『Freeheld』のストーリーも、2014年のカミングアウトの理由も、そして『Gaycation』の内容も、たっぷりとスペースをさいて丁寧に紹介されています。だからと言って記事全体がセクシュアリティーの話に終始するわけではなく、エレンの趣味や、映画『ジュノ』や『X-MEN』の話などももれなく網羅されていて、いちファンとしてとても楽しく読めました。

AfterEllenでも言われていますが、これが無料の機内誌として、1ヶ月間アメリカン航空の飛行機の全席のポケットに挿し込まれているっていうのは、すごいことだわ。もうひとりのエレン(デジェネレス)が1997年にカミングアウトしたときにはしばらく干されてしまったことを思うと、感慨深いです。

なお、表紙写真はこんな感じ。