米国のケーブルテレビチャンネルTLCの番組"This Is Life Live"の生放送で、米国出身のプロ野球選手が、母親とチームメイトにゲイとしてカミングアウトしました。
詳細は以下。
A Gay Pro Baseball Player Came Out to His Mom on Live TV: WATCH - Towleroad
映像はこちらです。
このライアン・サンタナ(Ryan Santana)氏は、現在オーストラリアのゴールデン・グラブ・ドジャースでプレイしているプロ野球選手。 Outsportsによると、アリゾナ州でのハイスクール時代には打率4割4分9厘を記録し、大学野球でもPacWest Conference Player of the Week賞に輝いた選手なのだそうです。これまでカミングアウトしてこなかったのは、もしそうしたら野球ができなくなるのではないかと恐れていたから。その彼がついにクロゼットから出る瞬間をとらえたのが、上記の動画です。
お母さんの反応(『もっと早く言ってくれればよかったのに』『お前のことは何でも受け入れるよ、息子たちのことは何でも』etc. )も、チームメイトの反応(『ライアンはすごく自信にあふれたやつなのに、このことでこんなに苦しんで、ひた隠しにしていただなんて。俺がもっとできる限り助けてやれていたらよかったのに』etc.)もいいよね。
ブログでは紹介しきれてなかったんですが、少し前にはカナダの陸上男子棒高跳び世界王者ショウナシー・バーバー(Shawnacy Barber)選手が同性愛者としてカミングアウトしたばかり。ナブラチロワの時代からずっと、「女子スポーツ界にくらべ、男子スポーツ界ではまだまだカミングアウトする選手が少ない」と言われてきたものですが、ひょっとしたらその状況が少しずつ変わり始めてきているのかもしれません。長かったわ、ここまで。