「アン・コールターがハリケーン「ハーヴィー」を同性愛のせいにする。Twitterで大喜利始まる」の続報。ハリケーンの責任をなすりつけられた同性愛者の元ヒューストン市長が、自らコールターのアホツイートにパーフェクトな返事をしていました。
詳細は以下。
Houston's former lesbian mayor has perfect response to Ann Coulter tweet
ことの発端は、米保守派コラムニストのアン・コールターが、テキサス州ヒューストンをハリケーンが襲ったのは気候変動のせいというより同市が以前レズビアンを市長に選んだことへの神罰だと考えた方が「ありえそうだ」とツイートしたことにあります。このあまりに非科学的な見解はTwitterユーザからさんざん突っ込まれ、ほとんど大喜利状態となっていました。そして、ハリケーンの責任を押し付けられた当のレズビアンの政治家、アニス(アニース)・パーカー(Annise Parker)氏も、自らこんな風にレスをつけていたんでした。
Darn it, I thought no one knew I had a super power over weather. https://t.co/DTTfpiiTE5
— Annise Parker (@AnniseParker) 2017年9月2日
訳:「ちっ。誰もあたしの天候をあやつるスーパーパワーのことは気づいてないと思ったのに」。
これに対するTwitterユーザたちの反応。
Annise Parker = pic.twitter.com/8AnPuzCbTr
— Lauren (@DontspamL) 2017年9月3日
That's so cool. So being a lesbian is like being in the X-men. That's how i'm going to explain things to homophobes. Awesome.
— Dan F'n Maness (@DanEffinManess) 2017年9月3日
訳:「かっこいい。つまり、レズビアンであるということは、X-メンのメンバーであるようなものだってことだ。これから同性愛嫌悪の人たちに何か説明するときはそう言うことにする。すごい」。
Mrs. Parker if you have a super power over the weather can we get 75-85 degrees Fahrenheit all year round?
— Josh Powers (@powersj_tx) 2017年9月2日
訳:「パーカーさん、スーパーパワーをお持ちなら、一年中いつでも気温が24~29℃になるようにしてもらえませんか?」。
Ms. Parker. I'm getting married on the 9th can you make sure it's warm and sunny?
— Jasonkelly_39 (@Jasonkelly391) 2017年9月4日
訳:「パーカーさん、私は9日に結婚するんですけど、晴れていて暖かい日にしてもらえますか?」。
現在米国には超大型ハリケーン「イルマ」が新たに接近しているところです。アン・コールターのみならず、アンチゲイな人々がまた一斉に「同性愛への天罰」説を唱え始めることが容易に予想されますが、それに負けないぐらい、こうやって言い返してくれる人もいるんじゃないかとあたしは思ってます。