反同性愛派として知られるマイク・ペンス(Mike Pence)米国副大統領が、アイルランドのオープンリー・ゲイのレオ・バラッカー(Leo Varadkar)首相を公邸に招待。しかしながらペンスはこの会談からメディアを締め出し、理由についての質問も無視したとのこと。
詳細は以下。
Mike Pence 'banned media' from attending meeting with gay Irish PM
ペンスは2018年3月16日、つまり聖パトリックの日、アメリカ海軍天文台の敷地内にある副大統領公邸にバラッカー首相とパートナーのマシュー・バレット(Matthew Barrett)氏を招いたとのこと。しかしながら、ペンスは伝統に反してすべてのメディアをこの会談から締め出してしまい、同首相らがこの公邸に到着するところしか取材させなかったのだそうです。この日LGBTの権利について話すつもりだと明かしていたバラッカー首相は、「メディアがいない方が率直な会話ができるかもしれませんね」と大人な態度を見せる一方、会合前にアイリッシュ・タイムズに対し以下のように話したとのこと。
「自由のもとに築かれた国、個人の自由のもとに築かれた国が、もはやそれに関して世界の指導者ではないのを見るのは本当につらいことです」
「大多数の米国人はわたしが言わなければならないことに賛成してくれるだろうと思います。たとえ政権が賛成しなかろうとです」
‘It’s really tough to see a country built on freedom, build on individual freedom, not being a world leader in that space anymore.’ ‘I think the majority of American people would agree with what I have to say, even if the administration doesn’t.’
ペンスってばついこの間まであんなにアダム・リッポン(Adam Rippon)につきまとって、自分がアンチゲイだというのは「フェイクニュース」だと主張していたのに、馬脚を露すのが早すぎでは。いや、誰もあの人がアンチゲイじゃないなんて信じていなかったと思いますけどね。