2010年代のLGBTQ番組から、レビューサイトRotten Tomatoesのトマトメーター(プロ批評家による肯定的レビューのパーセンテージ)を基準に選んだベスト10のリストをPRIDEが発表しています。
詳細は以下。
The 10 Best LGBTQ TV Shows of the 2010s, Ranked By Rotten Tomatoes
まず上記リンク先によれば、ベスト10は以下のようになる模様。カッコ内がトマトメーターの数字です。
- Banana(100%)
- 『フォスター家の事情』(97%)
- 『クィア・アイ』(96%)
- Pose(96%)
- 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』(91%)
- Cucumber(91%)
- Looking(90%)
- 『ふたりは友達? ウィル&グレイス』(86%)
- 『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』(86%)
- 『Sense8』(86%)
「『Sense8』、『ウィル&グレイス』と同スコア取っても打ち切りだったのか……」とか、「『Pose』、早くも4位か。すげー」とか、「OITNBより『フォスター家』が上? 10代のグダグダで中だるみした部分は評価に影響しなかったの?」とかいろいろ考えながら眺めてると楽しいです。1位のBananaが今のところ日本では見られないのが残念、『ブラックパンサー』のシュリちゃんことレティーシャ・ライトが出てるから、見たい人はいっぱいいるでしょうにね。
ところで、個人的には上記ランキングに『ワンデイ 家族のうた』が入っていないのが不思議でした。トマトメーター98%なのよ、あの番組。メインキャラのひとり、エレナがレズビアンであることが話の大きな柱になってるのに、なぜカウントされてないんでしょうか。よく見たら『スーパーガール』(94%)も『ワイノナ・アープ』(90%)も『パーソン・オブ・インタレスト』(92%)も『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』(87%)も入ってないし、女性を愛する女性が登場するドラマに関してはわりと抜けが多いリストだと言えるかもしれません。ひとつの参考にはなるけど、Autostraddleの以下の記事なども併せて見るとなおよろしいかと。