石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

ゲイ男性がホモフォビックな暴力で片耳を失い意識不明に 米ニューヨーク

Baoblaze 1:1ライフサイズ シリコン製 人間鍼灸耳モデル 医学研究キット 左/右 全2色 - 左耳モデル

米国ニューヨーク州のオールバニー署が、ゲイ男性が暴行され片耳を失うなどの大けがをした事件に関係があるとして、37歳のヒューバート・ダブス(Hubert Dabbs)容疑者を逮捕しました。

詳細は以下。

Man 'nearly died' and lost an ear in violent homophobic attack in New York

警察の発表によれば、ダブス容疑者は2018年9月1日の午後3時頃、アパートメントの建物の階段上で被害者の頭部を何度も踏みつけて意識不明の重体に陥らせたとのこと。警察が現場にかけつけると、目撃者がダブス容疑者の逃げた方向を指さし、同容疑者はただちに逮捕されました。

被害者は一命こそとりとめたものの、この事件で片耳を失い、顔面の骨が折れ、頭部に裂傷を負い、脳が腫れてしまったとのこと。警察は、これはアンチゲイな偏見に基づく暴力で、被害者と容疑者には面識があったと言っています。付近の店の防犯カメラが犯行の様子をとらえており、ダブス容疑者は第二級謀殺未遂で起訴されたとのこと。

ニュースの映像には、事件現場の階段に残った血のあとや、階段に倒れこんでいた被害者の様子、ダブス容疑者の逮捕の場面などが映し出されています。

こんなコンクリートの階段の上で何度も人の頭を踏むって、いわゆる"curb stomp"の亜種っぽくて怖いんですが。しかも昼日中に起こった事件だというのが余計に怖いです。ゲイへの暴力というとマシュー・シェパード事件が有名だけれど、今回の事件だって氷点下のワイオミング州郊外だったら、被害者はマシュー同様亡くなっていたのでは。いったいいつまでこんなことが続くのか。