米国イリノイ州シカゴでLGBT書店を営んでいたTwitterユーザ、@TweetChizoneさんが、かつてその店でゲイかもしれないと悩む男性からの電話を受けたときに起こったことをTwitterで報告し、話題を呼んでいます。
詳細は以下。
まずは@TweetChizoneさんによる一連のツイートをどうぞ。
Oh God I can’t even tell this story and not cry.
— 💁🏼♂️ (@TweetChizone) 2019年3月4日
I used to manage an LGBT bookstore, when bookstores were still a thing. One night, a caller says he thinks he might be gay and is considering self-harm. We were not a crisis center!
But as long as we’re talking, he’s safe, right?
And SHE, this 50-something lesbian talks to this stranger on the phone. And a LINE FORMS BEHIND HER. Every customer in that store knows that call, knows that feeling, and every person takes a turn talking to that man.
— 💁🏼♂️ (@TweetChizone) 2019年3月4日
That story comforts me so much to this day.
これは@TweetChizoneさんがライターのNicole Cliffeさんの「これまで知らない人があなたにしてくれた、または言ってくれた最も親切なことは何?」というツイートにつけたレスで、簡単にまとめるとこんなことが描かれています。
- ある日、@TweetChizoneさんの運営していたLGBT書店に、自分はゲイかもしれないと思う、自分で自分を傷つけることを考えているという男性から電話がかかってきて、
- @TweetChizoneさんが「とにかく話してる間は彼は無事だ」と必死で話し続けていたところ、
- 50代のレズビアンのお客さんが@TweetChizoneさんの肩をたたき、「わたしの番だよ」と言って代わってくれた。
- さらに、他のお客さんも彼女の後ろに列を作って、交代でその男性と話し続けた。みんな、その男性がどんな気持ちなのかわかっていたから。
Prideによると、店主と客一同はその男性に対し、自分がカミングアウトしたときの話や、こんなにたくさんの人たちがその男性の味方なんだということや、自分たちがどんなに一生懸命彼を元気づけようとしているかということなどについて話したとのこと。
コミュニティの力っていうのは、こういうところにあるんだよね。
先日亡くなった一橋大のゲイの学生さんにも、こんな風に電話できる場所があればよかったのに。