石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

虹色のラゲージタグに「男色者」と落書き デルタ航空調査せず

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あるヘテロ女性が、デルタ航空のボストン発アトランタ行の便で、荷物につけていたレインボーカラーのラゲージタグに「男色家(sodomite)」と落書きされたと訴えています。

www.lgbtqnation.com

この女性、Renee Gerrishさんは、以下のツイートで被害状況を報告しています。

GerrishさんはLGBTQアライで、このレインボーフラッグをかたどったタグは米国の老舗百貨店「ヘンリ ベンデル(Henri Bendel)」のものだそうです。ヘンリ ベンデルが2019年1月に全店閉店した今、もう代わりは手に入らないのですが、今のところデルタ航空からは何のフォローアップもないとのこと。

デルタ航空って過去にもなんかやらかしてたはず、と思ったらLGBTQ Nationの記事内にしっかりまとめられてました。2016年に機内上映で映画『キャロル』のキスシーンをカットしたとこだよ、この会社! あたしの友人はその検閲版が初『キャロル』だったせいで、「話の意味がさっぱりわからなかった」って述懐してたわよ! 同社のそれ以外のやらかしについてはLGBTQ Nationを読んでいただくとして、こういう会社が公式サイトで以下のような主張をしているのは茶番もいいとこだと思いました。

こんなに脇がガッバガバでもまだピンクマネーがむしれると思われるだなんて、舐められたもんよねLGBTQコミュニティも。