あるヘテロ女性が、デルタ航空のボストン発アトランタ行の便で、荷物につけていたレインボーカラーのラゲージタグに「男色家(sodomite)」と落書きされたと訴えています。
この女性、Renee Gerrishさんは、以下のツイートで被害状況を報告しています。
Someone at Delta Air Lines baggage handling took it upon themselves to write “sodomite” on my 🌈 luggage tag. Bigotry, hate speech and destruction of personal property while in @Delta airline’s care. I want this shared and on behalf of the LGBTQ+ community- I will not go quietly. pic.twitter.com/BzbG4n0jas
— Renee Gerrish (@recklessrita) 2019年9月12日
GerrishさんはLGBTQアライで、このレインボーフラッグをかたどったタグは米国の老舗百貨店「ヘンリ ベンデル(Henri Bendel)」のものだそうです。ヘンリ ベンデルが2019年1月に全店閉店した今、もう代わりは手に入らないのですが、今のところデルタ航空からは何のフォローアップもないとのこと。
デルタ航空って過去にもなんかやらかしてたはず、と思ったらLGBTQ Nationの記事内にしっかりまとめられてました。2016年に機内上映で映画『キャロル』のキスシーンをカットしたとこだよ、この会社! あたしの友人はその検閲版が初『キャロル』だったせいで、「話の意味がさっぱりわからなかった」って述懐してたわよ! 同社のそれ以外のやらかしについてはLGBTQ Nationを読んでいただくとして、こういう会社が公式サイトで以下のような主張をしているのは茶番もいいとこだと思いました。
こんなに脇がガッバガバでもまだピンクマネーがむしれると思われるだなんて、舐められたもんよねLGBTQコミュニティも。