石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

カウンターデモ隊女性、ストレート・プライドで警官に腕を折られたと主張 米ボストン

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ボストンでストレート・プライド開催。抗議者が催涙スプレーをかけられる - 石壁に百合の花咲く」の続報。カウンターデモ隊の57歳の女性が、このストレート・プライドで警官に不必要な暴力をふるわれて骨折したと主張しています。

詳細は以下。

www.edgemedianetwork.com

この女性、サンドラ・ペルキー(Sandra Pelkie)さんによると、ことの顛末はこう。

  1. ストレート・プライド・パレード参加者の女性がカウンターデモ隊の若い女性に氷を投げつけ、さらに「刃物で刺そうとしているかのような勢いで」走り寄った
  2. そのストレート・プライド参加者の連れの男性も、同様にこの若い女性に飛び掛かろうとしていた
  3. ペルキーさんは若い女性を助けるためこの男性を引き離し、チョークホールドをきめた
  4. 警察官がペルキーさんに、あとは警察がやるから男を放せと言った。それで、放した
  5. が、最初に氷を投げた女性はおとがめなしでそのへんを歩いていた
  6. ペルキーさん、警察官に何があったか話そうと試みる
  7. 突然警官がペルキーさんの頭をつかんで後ろ向きに押し倒し、彼女の腕をへし折り、さらに体の上に乗って膝で押さえつけながら頭を殴り始めた

何度読んでも上記6から7に至った理由がわかりません。

結局その警官は、他の警官たちから「彼女から離れろ! 離れろっつってんだよ!('Get off of her! Get the fuck off of her!')」と怒鳴られてようやく暴力をふるうのをやめたんだそうですが、その時点で彼女の左手首はおかしな向きに折れ曲がり、破れた皮膚から骨が突き出ていたそうです。見ていた人たちが警官に向かって「名前とバッジ(を明かせ!)」と大合唱するも、彼は他の警官たちともども群衆にまぎれて消えてしまったとのこと。

まるでストーンウォール時代の警察によるバー・レイドみたいだよね。NYPDは当時の警察の行為は「まったく間違っていた」として正式に謝罪していますが、ボストン市警の考え方はまた違うのでしょうか。もう来年以降の「ストレート・プライド」にトランプ支持者のヘテロ白人警官たちのフロートとかが登場しても驚かないよあたしゃ。