石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

スーパーボウル2020のCM、多様さで話題に

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米国最大のスポーツイベント、スーパーボウルの2020年放送分のCMがインクルーシヴだと話題を呼んでいます。

詳細は以下。

www.escandala.com

一応おさらいしておくと、スーパーボウルとはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の優勝決定戦のことです。視聴率はほとんどいつも40%を超え、広告枠は世界一高いと言われています。

で、そのスーパーボウルの2020年の広告(または、そのティーザー・トレイラー)が、こんななの。

Amazonアレクサ(出演:エレン・デジェネレスとポーシャ・デ・ロッシ)

ポップターツ(出演:ジョナサン・ヴァン・ネス)

ドリトス(出演:リル・ナズ・Xとサム・エリオット)

AmazonのCMなんて、放映料はもちろん「アレクサ以前の生活」ギャグの部分にも相当お金をかけてますよね。個人的には女主人から「温度を2度下げて」と言われたメイドのアレクサの雑さが好きです。なお、引用元のEscándalaの記事には上記以外にもいくつかのCMが紹介されているので、気になる方はそちらもぜひどうぞ。

ゴールドマン・サックスが取締役に白人の異性愛者男性しかいない企業の新規株式公開を断ると通告している昨今、CMの表現もまた白人ヘテロ男性セントリックでなくなりつつあるのは当然の動きだと思います。あとスーパーボウルはこれまでにも多様性を持つCM(例1例2)が流れたり、ハーフタイムショウでレディー・ガガビヨンセが反差別のメッセージを伝えたりしてきたところなので、この流れはそうそう止められないんじゃないかと。やれやれ、もっとやれ。