イングランド南西部の都市プリマスで、15歳の息子がGrindr(ゲイ向けアプリ)を使っていたという理由で激高し、服を脱がせて叩くなどの虐待に及んだ親が懲役18か月を言い渡されました。
詳細は以下。
この男性は40代で、15歳の息子の携帯電話を借りたとき、中に男性の写真があることに気づいて、この子に対して以下のようなことをしたのだそうです。
- 写真について問い詰める
- 「おまえはゲイだ」、「女だ」、「おまえの足の間にあるものは何だ!?」などと怒鳴りつける
- 服を脱がせて下着姿にする
- TVのケーブルで約20回鞭打つ
プリマス刑事法院の裁判官は、「この残酷で無慈悲な懲罰は、彼のセクシュアリティか、もしくは彼のセクシュアリティはこうであるというあなたのとらえ方に動機づけられたものであると判断する」「写真から見て、彼の腕には傷跡がいくつか残る可能性が高く、今後心理的な影響に苦しむことを余儀なくされると考えられる」として、この父親に懲役18年を言い渡したとのこと。
この15歳の息子さんのセクシュアリティがどうであろうと、「Grindrで男性の写真を見る」という行為と、「15の子供を半裸に剥いて『女』と呼び、股間にあるものについて問い詰めながら鞭打つ」という行為だったら後者の方が圧倒的に有害で反社会的で倒錯的だと思います。でも、ひょっとしたらこの父親の頭の中では違うってことになってるんですかね。18か月の間に少しは反省できるといいですね。