石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

サラ・ポールソン、キャロルとアビーの前日譚映画を所望

キャロル(字幕版)

映画『キャロル』で主人公キャロルの元彼女・アビー役を演じたサラ・ポールソン(Sarah Paulson)が、Grazia UKのインタビューで、キャロルとアビーの関係に焦点をあてた前日譚映画を作りたいと語っています。

インタビューの動画はこちら。


これは先日トレイラーを紹介したNetflixドラマ『Ratched』の出演者に対するインタビューで、サラ・ポールソンのほかにシャロン・ストーン(Sharon Stone)とシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)も出ています。ポールソンが『キャロル』について話しているのは1:34ぐらいからで、ざっくり訳すとこんな感じ。


「『キャロル』でアビーという役をやったのですが、このアビーは(原作)小説の『The Price of Salt』ではもっともっと官能的なストーリーがあるキャラなんです。そこを見ることができていたらよかったと思うし、さかのぼって映画以前のキャロルとアビーの関係を――その始まりを描く作品をぜひ作りたいですね。実現したらちょっと面白そうな気がします」

「トッド・ヘインズとケイト・ブランシェットが興味があるかどうか、話してみようと思っています」

"I played a character in Carol, named Abby, who has a much much more sensual story in the novel, The Price of Salt. And I would love to have seen or to go back and make a movie about that, the relationship that Carol and Abby had prior to the movie--the beginning. It would be sort of interesting to do, I think."

"I'll try to talk to Todd Haynes and Cate Blanchett and see if they’re interested."

本当にそんな映画ができたら這ってでも見に行きます。今年初頭、ギレルモ・デル・トロ監督の『Nightmare Alley』(原題)の撮影風景がほとんど『キャロル2』に見えるとして話題になってましたが、原作ファンとしては続編よりむしろこの前日譚の方が見てみたいです。