石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

米ハイスクールの校長、学校のプライド・イベント中にカミングアウト

Rainbow
Rainbow / rkelland

2014年6月3日、米国ワシントンDCのハイスクールの校長が、学校の「プライド・デイ」のイベント中、ゲイであることをカミングアウトしました。
詳細は以下。

Wilson High principal comes out as gay at school’s Pride Day

この学校、ウィルソン・ハイスクール(Wilson High School)では、当日、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニングの若者を支援するための「プライド・デイ」というイベントがおこなわれていました。まさにその最中、生徒や職員たちの前で、ピーター・ケイホール(Pete Cahall)校長が以下のように話し、カミングアウトしたんです。

「みなさんのリーダーシップや、気遣いや、支援があるので、初めて公言したいと思います。わたしがたまたまウィルソン・ハイスクールの校長になった、誇りあるゲイ男性だということを」

“I want to say publicly for the first time because of your leadership, care and support that I am a proud gay man who just happens to be the principal of Wilson High School,”

その時の映像がこちら。肩から白いタオルをかけている男性が、ケイホール先生です。

校長先生は、このカミングアウトは去年の「プライド・デイ」で生徒たちがLGBTQの仲間をサポートするという誓いを立てたことにインスパイアされたものだと話しています。以下、Winqより引用。

わたしはこれまでの人生でずっと隠れてきました。このコミュニティで、この子たちと一緒にいて真実を話さなかったら、わたしはとんでもない偽善者になってしまうでしょう」。このアナウンスの後、生徒たちは絶対的な支持を表明し、歓声を上げて、ケイホールをハグしようと詰めかけた。

I’ve hid all my life. In this community, with these kids, I’d be big hypocrite if I didn’t speak my truth.” Students cheered and rushed over to hug Cahall following his announcement, in a show of absolute support.

生徒たちに囲まれるケイホール先生。

「プライド・デイ」をオーガナイズした生徒のマーラ・ソロウ(Marla Solow)さんは「先生を本当に誇りに思う」「涙が出た」と話しており、クィアを自認する最上級生のタオ・マーウェル(Tao Marwell)さんは「すごく尊敬している」「とても勇気のあることだ」と言っているとのこと。

ヴィンセント・グレイ(Vincent C. Gray) ワシントンDC市長も、このカミングアウトを支持。

ケイホール先生本人は、カミングアウトしたことで「1トンのレンガのような肩の荷が下りた」と話しているそうです。おめでとうございます。ちなみに根強い同性愛嫌悪で知られるヘイト団体「ウエストボロ・バプティスト教会」がこのカミングアウトに腹を立て、6月9日に抗議行動をすると予告しているそうですが、既に1000人近い生徒たちが平和的なカウンター抗議をしようと計画しているそうです。いい生徒を持ちましたね、校長先生。