石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの備忘録。内容は主に(1)LGBTニュース、(2)ガール・オン・ガールのポップカルチャーなど。

ホモフォビックな暴行で骨折 豪セント・キルダ植物園で

Stop hating (all way)
Stop hating (all way) / sylvar

豪ビクトリア州のセント・キルダ植物園でホモフォビックな男性4人から暴力をふるわれ、骨折などのけがをさせられたと、ノース・メルボルンの男性が訴えています。

詳細は以下。

この男性、ダニー・リーヴァイ・ブライス=モーリス(Danny Levi Bryce-Maurice)さんはモデル兼デザイナーで、美容院の共同経営者でもあります。2016年1月9日、友人の誕生祝いのピクニックのため夫と共に植物園を訪れていた彼は、公衆トイレで偶然出くわした4人の男性たちから「ホモ野郎("faggot")の化け物」、「ここは男性用トイレで婦人用じゃねえ、ファッキン・ホモ野郎は出て行け!」などと罵られました。

男性たちはブライス=モーリスさんの逃げ道を塞ぎ、顔面に肘打ちを入れました。その後ブライス=モーリスさんの友人たちがこの男性たちに立ち向かい、乱闘となって、ブライス=モーリスさんはさらに殴る蹴るの暴力をふるわれたとのこと。

鼻の骨が折れ、肩や腰や腿にも怪我をしたブライス=モーリスさんは、ロイヤル・メルボルン病院に一晩入院するはめになりました。写真はこちら。

警察はこの事件を「偏見に基づく暴行疑惑」として捜査していますが、まだ容疑者は見つかっていないとのことです。

ビクトリア州ってドメスティック・パートナー制度もあるし、同性カップルが養子をとることもできるし、海外での同性婚の法的効力が認められている州でもあるんですが、その一方でこういう事件もあるんですよね。以下、ブライス=モーリスさん本人の弁。

「悲しいことですが、これがセント・キルダだろうとそれ以外だろうとオーストラリアで起こったということには驚いていません。わたしは玄関を出るときはいつも、何らかの虐待や憎悪に出くわす覚悟をしています。これまで一生、ずっとそうでした」

"Sadly, I am not surprised for it to happen in St Kilda or anywhere in Australia," he said, "Every time I leave the front door I prepare myself for some sort of abuse or hate. It has been like this my whole life."

やりきれません。

なおGay News Networkによれば、警察は目撃者の証言から容疑者のひとりは身長約188cmでインド系の可能性があり、もうひとりは身長約172cmの白人だと発表しているとのこと。さっさと捕まってしまえ。