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絵柄は今より古いけど、面白いです
玄鉄絢のマンガ『DANDY:LION』(笠倉出版)をネット古本屋さんで見つけたので、さっそくゲットしてみました。正確に言うとこの作品では作者名義は「玄鉄絢」ではなく「皁鉄絢」ですけどね。
最初ハイスピードで読んだら、見事に誰が誰で何がどうなってるのかわからなくなりました。古い作品だけに、キャラの描き分けが今より弱いような気がします。あと、これは掲載誌の都合でしょうが、話がSFなのにもかかわらず「とってつけたようなH」がぽんぽん登場するので、そのたびに話のリズムが崩れちゃうってこともありますね。「処女がいきなりこんなことするかよ」とか「これは男の発想だよー、レズの人はこういう台詞は言わないよー」とかツッコミを入れてるうちに、肝心のストーリーを忘れちゃうんだよね。
が、カバー裏のおまけマンガを読んだら次長、じゃなかった「大佐」が「チキン野郎はブートキャンプからやり直しだ!」とおっしゃっていたので、「それではもう一度やり直すであります、サー!」と反省し、ゆっくり時間をかけて読み直してみました。今度はほぼ把握できました。で、以下は箇条書きの感想。
- なんだかんだ言って、結局「おもしろかった、続きが読みたい」というのがいちばんの感想ですね。
- しかし続きは同人誌でしか出てないのだった。どやって入手すればいいんだ。
- レズまんがと銘打った作品でもないのにレズシーンが多いのはありがたいです。
- が、男女エロシーンも豊富なので、そういうのが一切見たくない人は避けた方が無難かと。
- 牡丹ねーちゃんが好きなのでもっと出してほしい。
- でもあゆみちゃんも好きだ。
- でも深雪さんのセンスの悪いおリボン&ジャージ姿も好きだ。
- でも実はマリーさんが一番好きだ。
- 男性キャラの目やあごの描き方が一部妙に女性キャラっぽくて、「ごっつい男のはずなのに、顔面の一部だけが可愛い」風味だったりするんですけど、これは狙ってるんでしょうか。それとも元々の絵柄が可愛すぎて、自動的にこうなってしまうんでしょうか。
- つーかやっぱり続きが読みたくなったので、がんばって探そうと思います。