石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

アップルがサンフランシスコ・プライドの動画をリリース

Apple Pride
Apple Pride / Shiny Things

2014年6月29日のサンフランシスコ・プライドには、Appleの従業員とその家族数千人がCEOのティム・クックと共に参加しました。当日の様子をまとめたトリビュート動画がYouTubeで発表され、注目を集めています。

詳細は以下。

Thousands Of Apple Employees Celebrate San Francisco Pride In Moving Video

動画はこちら。


Pride - YouTube

いいねえ。普段、「アッー!」だの、「同性愛者を差別するつもりはありませんが、(※この後『同性愛など理解されなくて当然』だの『私は差別しないが他の人は違う』だの『生物学的に間違っている』だのという妄言が延々続く)」だのというたわごとが横行する中世ジャパンに住んでいる身としては、たまにこういうものを見ると心が洗われるようです。

YouTubeに添えられた説明文によると、この日サンフランシスコ・プライドに参加したApple従業員とその家族たちは、米国だけではなくミュンヘンやパリ、香港など世界中から集まってきていたのだそうです。彼らがこうしてプライドを祝う理由は「包括がイノベーションを鼓舞する("inclusion inspires innovation")と信じているから」。

Appleはヒューマン・ライツ・キャンペーンの「企業平等指数」("Corporate Equality Index"、LGBT従業員についての企業ポリシーや実際の待遇が平等かどうかを判定する指数)で100点満点中100点を取り、「最高の職場(Best Places to Work)2014年」にも選ばれた会社です。「包括がイノベーションを鼓舞する」というのはつまり、差別していたら最高の人材は得られないということでもあり、それは正しいとあたしは思いますね。