2018年2月14日はキリスト教の聖灰水曜日。この日、米国の多くの教会が、LGBTコミュニティへの支援を表すため、額につける聖灰にグリッター(和製英語で言うと『ラメパウダー』)を加えたそうです。
詳細は以下。
Ash Wednesday LGBTQ: Purple glitter mixed with ashes for gay solidarity | News & Observer
聖灰水曜日(アッシュ・ウェンズデー)は四旬節の初日で、懺悔の象徴として額に聖灰で十字の印をつける日。この灰にグリッターを加えるというのは、昨年ニューヨーク・シティーのParityという団体が始めたことなのだそうです。同団体は、キリスト教の神がLGBTQの人々をとがめているというのはイエスの福音ではなく「フェイクニュース」だとし、進歩的で親クィア(queer-positive)なクリスチャンであることを示すため、グリッター入りの灰を額につけるのだと説明しています。2017年の時点で、3か国の計200以上の教会と信仰団体が、この「グリッター・アッシュ・ウェンズデー」に加わったとのこと。
一口にキリスト教って言ってもいろいろねえ。あたしゃつい最近、ケイティ・ペリーの親の宗派がジャネット・ウィンターソンの養親と同じペンテコステ派だと知って、思わず「アンチゲイなクリスチャンの親を持つと子供がクリエイティヴになりやすい」仮説を唱えそうになったばかりなんですが、最初からそんな苦労をしないで済むならそれに越したことはないと思います。こういう教会が増えていくといいな。