米国ケンタッキー州のキリスト教系私立学校が、レインボーカラーのケーキで誕生日を祝った生徒を「ライフスタイル違反」で退学にしてしまったそうです。なお、母親によればこの生徒はゲイではないとのこと。
詳細は以下。
この学校は同州ルイヴィルにある「ホワイトフィールド・アカデミー(Whitefield Academy)」。退学にされたのは15歳の女子生徒。母親のキンバリー・アルフォード(Kimberly Alford)さんが、娘がレストランで誕生日のお祝いをして、虹の模様がついた服を着て虹色のケーキの前で笑っているところの写真をFacebookに投稿したところ、「即座に」退学にされてしまったのだそうです。
その写真というのはこちら。
A student at Whitefield Academy, a private Christian school in Louisville, was expelled after posting a photo on social media that featured her in a rainbow shirt with a rainbow birthday cake.https://t.co/e61LDYWj0W
— Daily Blast LIVE (@dailyblastlive) 2020年1月16日
What do you think of the school's action? pic.twitter.com/t3QgSGmUbp
ちなみにお母さんによれば娘さんはゲイではなく、ケーキも「色とりどり(“assorted colors”)」ケーキとして売られていたものだとのこと。それでも退学。学校側が挙げた理由は 、「ホワイトフィールド・アカデミーの信念に反する道徳と文化を受容する姿勢を示」したことと、「ライフスタイル違反("lifestyle violations")」。
バカじゃないの!?
さらに間抜けなことにこの学校、これまでParent Teacher Fellowship(日本で言うところのPTA)のFacebookページにレインボーの画像を使っていて、この生徒を退学にした後に消したんですってよ。
バカを通り越して、大バカじゃないの!?
なお、Courier journalはこのバカさ加減を皮肉るため、「神、虹を創ったためにルイヴィルのキリスト教学校から追放さる(God expelled from Louisville Christian school for creating rainbow)」という風刺記事を発表しています。こちらも大変面白いので、併せてどうぞ。