石壁に百合の花咲く

いちレズビアンの個人的メモ。

共和党一筋だったおばあちゃん(94)、ゲイの孫のためバイデンに投票

f:id:miyakichi:20201011193416j:plain

米国でこれまでずっと共和党支持だった94歳女性が、ゲイの孫からの説明を受け、2020年の大統領選はバイデンに投票すると表明したそうです。

詳細は以下。

www.pinknews.co.uk

このゲイの孫ことブレナン・スーエン(Brennan Suen)さんは、以下のツイートから始まるTwitterのツリーで一部始終を説明しています。

詳しくは上記ツイートをクリックして実際に読んでいただくとして、簡単にまとめると、まずスーエンさんはアレクサンドリア・オカシオ゠コルテス議員による「あなたの知っている人の中に、この選挙であなただけが心を動かすことができる人がいるはずだ、その人の心を動かすのがあなたの仕事だ」ということばを聞いて、自分にとってその人とは94歳のおばあちゃんだと思ったのだそうです。

おばあちゃんはスーエンさんにとって良きアライではあるけれど、これまでずっと共和党に投票し続けてきた人。しかし、スーエンさんが彼女に電話をかけ、共和党がLGBT+のさまざまな権利を奪おうとしていること、それについて恐怖を感じていることなどを泣きながら伝えると、おばあちゃんはおまえは最愛の存在(love of life)だよと言って、バイデンに投票することを約束してくれたのだそうです。

この報告に、オカシオ゠コルテス議員も祝福のリプライをつけています。

なおPinkNewsの取材に対し、スーエンさんは、祖母がどんな反応をするか検討もつかなかったけれど、自分の泣き声を聞いたとたんに彼女は「一瞬で母熊モードに切り替わった」と話しているとのこと。

経験からにせよ、知識からにせよ、性的少数者は身近なところにいる存在なのだとわかっている人は、そうじゃない人に比べてこういうときの理解も早いのかも。このおばあさんの票が無事活かされますように。